震災資料語り

阪神高速道が倒れ、復旧までに623日。
大渋滞のなか、どうやって車を通したか。

復興物資輸送車両許可書

2600429-000001
寄贈者:加納康之氏

震災時、道路のあちこちが通行止めとなり、渋滞が発生しました。道路に交通規制がかかるなか、救急車や救援のための人や物資の輸送を確保するためのルートがつくられました。この標章は、通行を許可(規制の対象から除外)する車両に対して交付されたものです。

地震発生直後は、設定された緊急輸送ルートの入口で通行証を交付していました。1月19日以降は、災害対策基本法の規定に基づき、対象となる車両に対し、申請に基づいて予め標章を交付する方法を採用しました。そこで、緊急輸送車両用標章等、4種類の標章が2月24日までに合計30万枚以上交付されました。

その後、交通需要が復興事業に関連するものに移行し、2月25日以降は道路交通法の規定に基づく規制が取り入れられました。復興標章と除外標章の2種類を合わせて、翌年8月10日までに21万枚以上が交付されました。

関連情報

1995年1月17日、地震により阪神高速道路は、3号神戸線で1カ所倒壊、4カ所落橋、5号湾岸線で1ヵ所落橋等の大きな被害を受けました。

その後、二次災害防止措置、倒壊した区間の撤去、耐震・免震を取り入れた再構築が行われました。工事関係者延べ250万人、2,220億円(神戸線兵庫県域)が投じられました。復旧工事が進められ、5号湾岸線は1995年9月1日開通、また3号神戸線の全線が開通したのは地震から1年半以上経った1996年9月30日のことでした。

実際に資料をご覧になりたい方は、人と防災未来センター資料室までお越しください。

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