災害メモリアルKOBE2009の開催

写真

● 日時 2009年1月10日(土)
● 場所 人と防災未来センター
● 主催 災害メモリアルKOBE実行委員会

阪神・淡路大震災から14年が経過する今回は、「生き方は伝わる-震災とわたしの仕事-」をテーマに、大震災でさまざまな体験をされた世代、およびそれを見つめ大きな影響を受けて同じ道を歩んでいる次世代(消防士の親子ペア、先生の師弟ペア2組4人)の語り合い、語り継ぎをクローズアップしました。

このイベントの前段として、昨年末に、消防士の親子ペア、先生の師弟ペアのそれぞれが、神戸市立西郷小学校と芦屋市立岩園小学校の子どもたちに対して防災学習のための特別授業を行い、授業を受けた子どもたちに、作文を書いてもらいました。


写真

イベントの午前の部では、25名の子どもたちが、作文を発表しました。

休憩時間には、六甲アイランド幼稚園の園児の皆さんと、大学生や高校生、兵庫県のマスコット「はばタン」が、身体を使って覚えられる親しみやすい防災の取り組み「QQ体操」を披露。会場の参加者も、「QQ体操」を間近に見て大いに楽しみました。

また、午後の部では、「わたしたちがみた四川大地震」と題して、四川大地震の現地に赴いた神戸学院大学生と舞子高校生が、被害の状況や現地の子どもたちとの交流の様子などを報告しました。また、四川にも届くようにと、阪神・淡路大震災の復興応援歌「しあわせはこべるように」を、会場の参加者も一緒になって合唱しました。


写真

次に、今回のメインテーマである「生き方は伝わる-震災とわたしの仕事-」について、実行委員である京都大学防災研究所の矢守克也准教授のコーディネートにより、消防士の親子ペアおよび先生の師弟ペアによるパネルディスカッションを行い、「両世代の間で何が伝わったのか」、「どのように伝わったのか」、「今だから言えること」などについて語ってもらいました。時に笑いあり、また涙ありと、非常に感慨深い語り合いとなりました。


写真

最後に、実行委員長である京都大学防災研究所の林春男教授が、「14年という長い歳月は、当時の記憶を風化させる一方で、親から子へ、また先生から教え子へ、さらには震災を知らない年少の子どもたちへと、いわば三世代に震災を語り継ぐことを可能とした。今回は、初めて世代を超えて語り継ぎ、幼稚園児から高齢者まで幅広い年代の方々にご参加いただく素晴らしいイベントとなった。このような取り組みをさらに続け、世代を超えた語り継ぎを継承してもらいたい」と締めくくりました。