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 「震災資料のメッセージ」は、人と防災未来センターに寄贈された一次資料
(震災当時に使用された現物)を、年度ごとのテーマに沿って紹介する展示企画です。
 本年度は、食べることの多義性に注目した4期の展示を行います。
生命の維持のために不可欠な「水」、他所からの願いをのせた「救援物資」、
ともに作り・食べることをかなえた「調理器具1,2」を各期で取り上げ、
寒い被災地の生活にあたたかさを与えた「食」を、震災資料から振り返ります。
1 期  間:平成27年6月2日(火)~平成28年5月29日(日)
2 展示場所:阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター 西館3階(有料ゾーン)
3 展示内容

第1期 2015年6月2日(火)~2015年8月30日(日)
   「命を守るための水」
展示資料:1.避難所で配られた水詰めビール瓶 
     2.飲料水用ポリタンク  
     3.給水袋
     4.〔「震災の絵」出展作品〕水汲み
寄 贈 者:1.A氏
     2.M氏
     3.後藤正春氏
     4.NHK神戸放送局

・震災のとき、上水道の8割近くが使えなくなり、生命の維持に欠かすことのできない
 水の確保が大きな課題となった。
・そんな中、水の確保のために色々な人がそれぞれに工夫を凝らした。ビール瓶に入った水や
 飲料水の運搬用のポリ袋などから、被災者や支援者の懸命の努力を振り返る。
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第2期 2015年9月1日(火)~2015年11月29日(日)
   「心をいやした救援物資のあまいモノたち」
展示資料:1.救援物資 ビスケット、しょうが湯   
     2.救援物資 ガム
         3.救援物資 小型乾パン(金平糖入り)
寄 贈 者:1~2. 中西エイ子氏
     3.斉藤勝氏

・震災直後から各地から救援物資が届けられた。しかし、人々は避難所での過酷な環境から
 疲労が蓄積していった。
・そんななか、水や缶詰なども貴重であったが、疲れからあまい菓子パンやお菓子も好まれた。
・避難所での心をいやしたあまいモノたちが、いまよみがえる。
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第3期 2015年12月1日(火)~2016年2月28日(日)
   「炊き出し ―調理器具(1)―」
展示資料:1.炊き出し用大鍋
     2.発泡スチロール食器
     3.炊き出しメニュー
     4.アンケート
     5.パネル
寄 贈 者:1.灘中央地区ボランティア
     2.北山繁夫氏
     3.神戸市立中央図書館
     4.たかとりコミュニティセンター
     5.神戸元気村

・炊き出しはボランティア活動の一つで、困窮した人々への飲食物の屋外での無償提供を指す。
・地域内や他地域のボランティア団体が、各地の避難所となった小学校や公園で食事を提供した。
 真冬の野外ではおにぎりとともに、あたたかい豚汁・うどん・ぜんざいなどが供された。
・炊き出しは、早いところでは発災後数日で始まり、避難所閉鎖までに幾度も実施された。
 当時使われた大鍋、発泡スチロールの食器、チラシ、献立、写真等の資料を通して振り返る。
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第4期 2016年3月1日(火)~2016年5月29日(日)
   「食卓 ―調理器具(2)―」
展示資料: 1.カセットコンロ
      2.火災で焼け残った湯飲
      3.雪平なべ
寄 贈 者: 1.永井倫子氏
      2.芦田千代子氏
      3.大藪秀氏

・ライフラインは多くの地域では電気、水道、ガスの順に復旧し、避難先から自宅へ戻っても、
 しばらくは水や熱源を自分で確保する生活が続いた。
・食卓に関する資料から、被災直後の“非日常”から“日常”へと向かいながらも、
 被災前とはどこか違う日々の生活を振り返る。
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4 問い合わせ先:
阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター5階 資料室
  〒651-0073 兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通1-5-2
  TEL:078-262-5058  FAX:078-262-5062
※資料室はどなたでもご利用いただけます。(無料)
   開室時間 9:30~17:30
   閉室日 毎週月曜日(月曜日が祝日もしくは振替休日の場合は翌平日)