
災害に強い医療施設をつくることで、いかにして災害発生時に医療サービスを継続させるかをテーマにした「減災シンポジウム/国際防災・人道支援フォーラム2009」が1月25日(日)にポートピアホテルで開催されました。
このシンポジウムは、2008年から2009年にかけて、国連国際防災戦略(UNISDR)事務局及び世界保健機関(WHO)が2005年に制定された兵庫行動枠組に基づいて実施しているキャンペーンの一環として、また1月17日のひょうご安全の日の関連行事として実施されたもので、県内外の医療関係者、防災専門家、自治体職員など180人が聴講しました。
基調講演では、元汎米保健機構(PAHO)災害対策局長のクロード・ドゥヴィル氏が、世界的にも医療施設の耐震化の重要性と、その推進を図るため、医療関係者だけでなく、政府や金融機関を巻き込むことが大事で、そのためにも世論に訴えかけることが重要だと論じました。

つづいて、阪神・淡路大震災当時、兵庫県保健環境部次長兼医務課長であった、財団法人兵庫県健康財団理事長の後藤武氏が阪神・淡路大震災当時の医療施設の状況とその後の復興について事例報告を行いました。
後半は、山本保博・人と防災未来センター上級研究員のコーディネートにより、国内外の防災、医療専門家によるパネルディスカッションが行われました。
その中で、医療・看護・建築・防災それぞれの専門の立場から、最新の研究事例や救急医療の現状などについて会場と一体となって議論を深めました。
国際防災・人道支援協議会(人と防災未来センター事業課)
TEL:078−262−5068