
阪神・淡路大震災当時、日本銀行神戸支店は、中央銀行として「通貨の円滑な供給」と「金融システムの安定」のための業務に全力であたりました。震災15年の節目の年である今年、日本銀行神戸支店では1年間を通して、当時の貴重な経験や教訓を風化させない取り組みを行っています。
この度、こうした取組みの一環として、当センターとの協働で、「日本銀行神戸支店 阪神・淡路大震災15年 特別展 今振り返る震災の記憶と、これから」と題した企画展示を下記のとおり行います。
また、現在西館2階防災未来ギャラリーで開催中の企画展「いつか来る、その時に備えるために 〜探究! 防災・減災グッズ2010」の関連イベント「参加して、学びを深めよう! おためし・検証!防災グッズ体験DAY」を、下記のとおり実施します。
記
震災当時、中央銀行としてどのように行動したのか。そして、その被災経験や教訓をどのように活かしているのか。社会を支える上で極めて重要な機関の被災、またその被災下におけるできごとや対応について、貴重な記録写真とエピソードで振り返ります。
2010年11月2日(火)〜 11月28日(日)
人と防災未来センター 西館1階ロビー(無料ゾーン)
神戸市中央区脇浜海岸通1−5−2
震災当日の金庫内は、通常、整然と積まれている現金収容箱やお札のパックが崩れ落ちた。災害時においてこそ重要な「現金の円滑な供給」を行えるよう、余震が続く中、職員は懸命な作業にあたり、当日の夕刻には金庫室内は整理された。その結果、被災から3日間で1,000億円近い現金が支払われた。
大規模な火災により焼けたお札や破れたお札、黒こげになった硬貨などを新しいお金に引き換える。発券銀行としての重要な業務に職員は一丸となって対応。約半年間で1,800件、金額にして8億円(紙幣14万枚、硬貨113万枚)の引き換えが行われた。


金融特別措置とは、被災者の便宜を図るための特別措置で、通帳や印鑑がなくても預金の引き出しができるように金融機関に要請するものである。金融特別措置の通知文は、その時はまだ停電中でワープロが使えなかったため手書きで作成された。また、火災で印鑑が準備できなかった神戸財務事務所長の印は、赤ペンのサインとなっている。

現在開催中の企画展「いつか来る、その時に備えるために 〜探究! 防災・減災グッズ2010」の展示内容を更に詳しく知っていただくため、防災グッズの体験や非常持ち出し品セットの解説ツアーなどを実施します。また、来館者による非常持ち出し品セットの「私の選択」(推奨品)投票イベントも実施いたします。
2010年11月7日(日)、11月20日(土)、28日(日)
10:30〜16:30(時間内で随時実施します。)
人と防災未来センター 西館2階防災未来ギャラリー(有料ゾーン)
神戸市中央区脇浜海岸通1−5−2
企画展で展示している防災グッズの中から、日常的に使う機会の少ないものをピックアップし紹介します。実際に手に触れて、使い方を確認することで、備えの参考としてください。
企画展で展示している10セットの「非常持ち出し品」を解説するツアーを行います。 各セットの特徴や考え方、備えとして選択する際の留意点など、当センターが取り組んできた防災グッズの検証や、セット内容の比較の視点から紹介します。
企画展で展示している10セットの「非常持ち出し品」を対象に、来館者による「私の選択」(推奨品)投票イベントを行います。投票結果は、どのようなものが市民に求められているのか? 普及を促進するためにはどのような観点が大切なのか?等について、検討するための参考とさせていただきます。また、展示協力いただいている各社、および投票していただいた方にレポートとして後日お知らせします。また、投票にご協力いただいた方にはもれなく「ひとぼうオリジナルクリアフォルダー」をプレゼントいたします。
人と防災未来センター 事業部運営課
〒651-0073 神戸市中央区脇浜海岸通1丁目5−2