阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センターでは、平成29年10月17日(火)から平成30年1月28日(日)まで、「減災グッズ展vol. 6 どんな建物に住めば安心?『住まいの地震災害への備え方』」を開催します。

「減災グッズ展」は、これまで「0次の備え 携帯し持ち歩く減災用品」「いつもそばにおきたい減災用品」「食×減災 非常時の“食”に関する備え」「パーソナリティ×減災 個々人にとって必要な備えを探求しよう」「非常時のトイレの備え方」をテーマとして毎年開催してきましたが、今回は建物における地震防災の現在を網羅的に紹介する「住まいの備え」を取り上げます。

地震に対し、いかに建物を丈夫にするか、揺れを軽減するか、揺れによる被害から身を守るかなど、建築技術は近年、進化・発展し、防災や耐震・免震等の対策に力を入れた住宅やマンションをメーカーがPRする場面も増えてきています。

この企画展では、従来家屋にはどのように丈夫さを診断し、耐震補強策を施すことができるのか、またそのためにどのような工法、新しい技術があるのか、中高層ビルにおける地震対策とはどのようなものかなど、建物に関する地震対策全般を紹介します。

この機会に、人と防災未来センターへぜひご来館ください。

 

 

1 名   称

「減災グッズ展vol. 6 どんな建物に住めば安心?『住まいの地震災害への備え方』」

 

2 開催期間

平成29年10月17日(火)~平成30年1月28日(日)

※開催期間中の無料観覧日;10/17(火)、11/17(金)、12/17(日)、1/17(水)「ひょうご安全の日」

 

3 会   場

阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター 西館2F 防災未来ギャラリー(有料ゾーン)

 

4 内   容

建物と地震、地震災害への備えについて、6つのテーマにわけてパネルやパソコン映像で紹介します。

また、防災・減災用品の開発・販売、建築の設計・施工関係の企業・団体に向けて行った「住まい・建物の備えに関する展示製品公募」でエントリーされた関連製品の現物展示を行います。

 

(1)パネル展示

テーマ1:建物と地震

建物が強い地震に耐えることができれば、被害を大きく減らすことができます。地震による死因の大きな要因が建物に関係していること、我が国の耐震化率の状況などを紹介します。

(写真提供:人と防災未来センター資料室)

 

テーマ2:戸建て住宅の備え方

住まいが戸建て住宅の場合、基本的にどんな工法で建てられているか、主に木造住宅の場合、どのように耐震診断をし、必要な耐震補強にはどのようなものがあるのかを紹介します。

(画像:PC閲覧による耐震診断コーナー「誰でもできるわが家の耐震診断」/協力:一般社団法人日本建築防災協会)

 

テーマ3:高層ビル、マンションの備え方

主に鉄筋コンクリートで作られている中層、高層の住宅ビルは、地震の揺れに対応する様々な工夫を設計に取り入れています。万が一現状に不足があった場合もその対処としての耐震・制振・免震改修が行えることを紹介します。大きな地震被害が発生したら、マンションにはどのような課題があるか、そのために日頃からどのようなポイントで備えておきたいかについても紹介します。

 

テーマ4:建物の中を守る備え

建物に対し地震対策を充分に施していても、それだけでは備えは万全ではありません。大きな揺れで家具や家電が転倒・移動するなど人身に危険な影響をもたらします。住まいの中で被害にあわないよう、家の中に置くものに地震に対する処置を施しておく大切さと、その具体的な方法を紹介します。

(画像:E-Defenseで行った家具固定策のあるなしを比較した実験映像/協力:NIED防災科学技術研究所)

 

テーマ5:もしも被災したら…

もしも地震で住まいが被害を受けてしまったら、私たちはどんな状況を迎えることになるのか、住まいの復旧、生活再建のために必要となる制度や申請手続きはどのようなものか、被災する以前から認識しておきたいこれらの情報について紹介します。

(画像:兵庫県による「フェニックス共済」の制度案内)

 

テーマ6:建物に関する備えマニュアル 閲覧コーナー

建物にまつわる防災・減災の備えについて、対策や制度などをとりまとめた冊子・マニュアル類のコレクションを展示紹介します。

(画像:展示マニュアルの例閲覧資料/提供:一般社団法人 日本建築防災協会、他)

 

(2)現物展示 (展示製品数:44点/協力団体・企業数:32社)

<一例>

カテゴリー 製品名 製品概要 ・企業名 展示形態  見本写真
戸建て住宅 セキスイハイム(住宅) 太陽光発電と蓄電池を備える セキスイハイム近畿株式会社 模型
耐震シェルター j.Pod耐震シェルター 住宅内の一部に箱型の空間を作り、安全を確保する j.Pod&耐震工法協会 模型
耐震シェルター 小型シェルター 構-kamae- ベッドタイプ ベッドとして使用し、いざというときシェルターとして使える 株式会社安信 現物
制振(制震) 制震システムGVA 壁内に設置する戸建て住宅用制振(制震)フレーム 株式会社アイ・エム・エー 現物
制振(制震) αダンパーEXⅡ 住宅内に分散して配置しやすい小型制振(制震)装置 株式会社トキワシステム 現物
免震 免震ゴム 建築・構造物の免震化に使用される免震ゴム 株式会社ブリヂストン 模型
家具転倒防止 Qdefence 家具と天井を面で支える器具 株式会社フォルムス 現物
家具転倒防止 耐震アトラスネオ 家具と天井を面で支える器具 株式会社大塚家具 現物
家具転倒防止 T型固定式不動王 地震の揺れを吸収し転倒を防ぐ 不二ラテックス株式会社 現物
家具転倒防止 不動王キャスターストッパー キャスター付機器に貼りつけ、転倒・暴走を防ぐ 不二ラテックス株式会社 現物

 

<製品展示協力企業一覧>

株式会社アイ・エム・エー、有限会社アメニティーワールドネットワーク、淡路瓦工業組合、株式会社安信、江戸川木材工業株式会社、株式会社NTTファシリティーズ、有限会社大石製作所、一般社団法人大阪府木材連合会、株式会社大塚家具、岡部株式会社、北川工業株式会社、株式会社SERB、j.Pod&耐震工法協会、スターライト工業株式会社、住理工商事株式会社、スリーエム ジャパン株式会社、セキスイハイム近畿株式会社、相日防災株式会社、大建工業株式会社、THK株式会社、株式会社トキワシステム、日本住宅耐震補株式会社、株式会社ノムラテック、株式会社枚方技研、株式会社フォルムス、不二ラテックス株式会社、株式会社ブリヂストン、株式会社丸浩工業、三菱地所レジデンス株式会社、株式会社ムラコシ精工、山喜産業株式会社、株式会社LIXIL (五十音順)

 

5 主催等

主   催:阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター

協   力:防災科学技術研究所 E-ディフェンス、製品展示協力企業・団体各社(詳細別記)、防災企業連合関西そなえ隊

後   援:一般財団法人日本建築防災協会

監修協力:荒木 祐子(阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター 主任研究員)

 

6 関連イベント

企画展開始日当日に、関連イベントを行います。

<開催日時>平成29年10月17日(火) 無料観覧日

(1)展示解説タイム 14:00〜16:00

 展示会場内で展示について解説員がご案内します。当日会場にお越しください。

(2)関連セミナー&ワークショップ「私たちは住む家をどう備えれば良いのか?」17:00〜19:00

<会  場>人と防災未来センター西館1Fガイダンスルーム1

<メイン講師>荒木裕子氏(人と防災未来センター 主任研究員)

<参加方法>企画展特設サイト(https://hitobou.com/entry/form171017ws/)フォームからの事前申込み制