特定研究プロジェクト

社会の要請へ柔軟かつ機動的に対応するために、複数またはすべての研究員からなるチームが期間を限定して取り組む「特定研究プロジェクト」を設定しています。

地方自治体むけ災害対応の要諦の改訂(平成30年度~令和2年度)

平成20年度に策定した地方自治体むけの「地方自治体の災害対応の要諦」を基に、その後の状況を踏まえ、NPOとの連携や受援態勢、要配慮者への支援といった新規内容の増補や既存項目の改稿等を行なうことにより、今後に懸念される南海トラフ大地震等に対応できる資料を作成します。

災害時ケアプラン作成事業の横展開(令和元年度~令和2年度)

災害時においても要配慮者をシームレスに支援するための個別計画として「災害時ケアプラン」の作成を、多様な自治体で実施できるような持続可能な仕組みづくりや体制について、兵庫県下でのアクション・リサーチを通じて明らかにします。

避難所運営マニュアル作成手引きの開発
S-スタンダードによる安全で高質な避難所の開設と運営の支援(令和元年度~令和2年度)

日本の避難所は、“避難所の環境が昔と比べてあまり改善されていない”や、“スフィア基準に代表される国際基準を満たしていない”等、多くの問題が指摘されています。避難所環境や運営の悪さは、災害関連死をはじめ、自律や自立度の低下の一因となり、また治安にも影響すると考えられます。そのため、避難所環境や運営の改善を目指して、安全で高質な避難所運営に関する研究を行っていきます。

災害時における自治体等と自衛隊との連携に関する研究(令和元年度~令和2年度)

東日本大震災を事例としたケーススタディや、近年において災害派遣を受け入れた自治体の状況を把握することなどを通じ、関係機関全般にとって自衛隊による災害派遣が効果的・効率的なものとなるよう、自衛隊による災害派遣とこれに伴う機関間の連携・調整の意義や課題及び改善の方向性を明らかにしていくことを目指します。

黒田裕子氏の資料等分析による被災者支援の検証と継承(令和元年度~令和2年度)

黒田裕子氏は、1995年の阪神・淡路大震災以降、避難所や仮設住宅等で『一人のひととして人の命を重んじる』ことを大切にした支援活動を展開し、災害看護や仮設住宅等での支援のあり方に多大な影響を与えました。そうした黒田氏の理念や経験、被災者への関わり方などの検証・継承を目的に研究を進めていきます。

防災教育と記憶継承に関する研究(平成30年度~令和元年度)

自然災害の記憶や記録が、サイエンスミュージアムや遺構などのモノ・場とどのように結び付けられ、継承されているのか、またこれらの継承活動が防災教育・啓発にどのように活用されているのかについて明らかにします。また、訪れる人だけではなく、「場」によって展開される継承活動や教育活動へ参加する人々にとって、「場」を提供するサイエンスミュージアムや遺構の役割を明らかにしていきます。