平成20年度研修実績

マネジメントコース(秋期)等実施結果

平成20年10月6日(月)から11月5日(水)の間に実施した「災害対策専門研修マネジメントコース(秋期)」等について、下記のとおり実施結果を取りまとめました。

1. コース別受講者数
マネジメントコース:ベーシック 10月6日(月)~10月10日(金) 37人
マネジメントコース:エキスパートA 10月20日(月)~10月24日(金) 20人
マネジメントコース:エキスパートB 10月27日(月)~10月31日(金) 21人
マネジメントコース:アドバンスト
防災監・危機管理監コース
11月4日(火)~11月5日(水) 15人
合計(のべ) 93人

※複数コースを1度に受講した者(エキスパートA及びB)についても、延べ人数で積算した。

2. 受講者の所属
  府県 市区町村 その他 総計
兵庫県 2 17     19
近畿地方(兵庫県を除く) 7 14   1 22
東北地方 1       1
関東地方 5 2 6 2 15
中部地方 2 8     10
中国・四国地方 7 11 1   19
九州地方 3 4     7
総計 27 56 7 3 93
団体数 14 42 2 3 61

※ 近畿地方をはじめ、北は宮城県から南は熊本県まで全国各地から参加があった。また、府県職員、市区町村職員及び国職員(自衛隊員を含む)等の参加があった。

3. 評価と課題
  1. 研修に対する満足度の評価点数(100点満点)の平均は、91.1点であり、高い評価を得た。
  2. 特に、「リスクコミュニケーション概論」(ベーシック)、「危機対応時の組織論(情報提供・報道機関対応)」(エキスパートA)、「災害対応検討ワークショップ」(アドバンスト/防災監・危機管理監コース)等が高評価を得た。
  3. 他にも、各コースとも被災当時の行政対応等、体験者の声を聞く講義が比較的高評価であった。
  4. 講義以外でも、「研究員等と親交が深まり、いろいろな話が聞けた」、「研究員の他、他自治体との交流の機会が大きな成果だった」との意見もあった。
  5. 一方、「レポートを簡潔にしてほしい。」、「演習等受講者間で意見交換をする機会を増やしてほしい。」等といった指摘もあった。
4. 今後の対応
上記評価やその他の反省点等を踏まえ、来年度の実施に向けた検討を進める。
(参考・別添)秋期コース・カリキュラム


災害対策専門研修トップフォーラムの実施結果について

人と防災未来センターでは、地方公共団体の首長を主な対象とした災害対策専門研修トップフォーラムを下記のとおり実施しました。



1. 開催概要(当センター主催分)
  1. トップフォーラムin 但馬
    • 日 時:平成20年7月22日(火)13:00~17:15
    • 場 所:但馬地域地場産業振興センター(豊岡市大磯町)
    • 主 催:但馬県民局、人と防災未来センター
    • 参加者:但馬県民局管内市町長、副市町長 県内市町長、副市町長、兵庫県幹部職員 等(講義の部 約120名 演習の部 17名)
  2. トップフォーラムin新潟県
    • 日 時:平成20年8月4日(月)9:50~16:30
    • 場 所:新潟県自治会館(新潟市中央区新光町)
    • 主 催:新潟県、新潟大学災害復興科学センター、人と防災未来センター
    • 参加者:新潟県内市町村長、副市町村長 全国自治体の市区町村長、副市区町村長 新潟県幹部職員 等(講義の部 約120名 演習の部 15名)
  3. トップフォーラムin滋賀
    • 日 時:平成20年8月11日(月)13:30~17:15
    • 場 所:コラボしが21(滋賀県大津市打出浜)
    • 主 催:滋賀県、人と防災未来センター
    • 参加者:滋賀県内市町村長、副市町村長 滋賀県幹部職員 等(講義の部 46名 演習の部 29名)
2. カリキュラム
トップフォーラム・カリキュラム
3. 評価
参加者アンケートでは、「非常に得るところがあった」、「ある程度得るところがあった」という回答がほとんどで、全体評価としては、高い評価をいただけたものと考えている。
また、参加者からは、「首長としての有事の対応を、段取りだけでなく、心構えも含めて、具体的に学べた」「機会があれば、また開催をお願いしたい」という意見があった。一方で、「時間的に余裕がなかったので、じっくりご指導いただきたい」「もう少し厳しい講評がほしかった」などの意見もあった。
今後も引き続き、意見を踏まえて見直し、各自治体と協力・実施して参りたいと考えております。
参加者アンケートでは、「非常に得るところがあった」、「ある程度得るところがあった」という回答がほとんどで、全体評価としては、高い評価をいただけたものと考えている。

鼎談風景
(トップフォーラムin 新潟県より
演壇の左から河田センター長、
泉田新潟県知事、齋藤兵庫県副知事)

演習風景
(トップフォーラムin 滋賀より
左から2番目が
嘉田由紀子滋賀県知事
4. トップフォーラム in 兵庫県
  • 日 時:平成20年10月16日(木) 13:30~16:30
  • 場 所:兵庫県公館
  • テーマ:危機管理時に求められる意思決定過程のリスクマネジメント
  • 講 師:人と防災未来センター長 河田 惠昭、時事通信社リスクマネジメントweb編集長 中川 和之 氏
  • 参加者:兵庫県内市町長・副市町長・消防(局)長、県幹部等 約70名
※当行事は、兵庫県及び消防科学総合センター主催の「市町長防災危機管理ラボ」で共催として実施しました。


「図上訓練を用いた災害対策本部運営・広報コース」実施結果

仮想地域における直下型地震のシナリオを用い、地方自治体のマスコミ対応を含めた災害対策本部運営のノウハウについて習得することを目的に、標記研修を下記のとおり実施しました。

友人「溜息吐くと幸せ逃げるよ」私「そんな事で逃げる幸せはいらねぇ!」



【図上訓練の様子】

【マスコミ対応(黄がマスコミ役)】

【記者会見シミュレーション】


1. 日 時
平成21年2月16日(月)~平成21年2月17日(火)
(12月16(水)はオプション講義)
2. 場 所
阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター「防災未来館」5階プレゼンテーションルーム他
※カリキュラムは別添のとおり
3. 受講者の所属
近畿・中部地方を中心に北は北海道(当別町)から南は熊本県(熊本県)まで全国各地から参加があった。
  兵庫県 近畿
(兵庫県除)
北海道・東北 関東 中部 中国・四国 九州 総計 団体数
府県 0 3 0 0 1 4 3 11 9
市町 3 8 2 1 8 7 0 29 26
総計 3 11 2 1 9 11 3 40 35


4. 評価と課題
  1. 「次の各項目について認識することができたか」との問いに対し4段階評価中、最高評価「1:非常に得るところがあった」と回答した受講者の割合
    目標管理型災害対応の重要性 71%
    能動的な広報の重要性    82%
  2. 参加者の具体的意見
    2回の図上訓練を行ったが、1回目で課題を認識し、反省をふまえた上での2回目の訓練は、改善して成果が上がったという認識が持てた。
    様々な自治体の方と訓練することでいい勉強になった。
    能動的広報の考え方は、通常の災害では考えたことがなかったのでよかった。
    幹部職員にも本部運営を考えてもらえるような研修の実施を。
5. 今後の対応
上記の評価やその他の反省点等を踏まえ、平成21年度に予定している次回の研修の検討を進める。
(参考:別添)図上訓練を用いた災害対策本部運営・広報コース・カリキュラム


災害対策専門研修マネジメントコース(春期)実施結果

平成20年6月2日(月)から6月20日(金)の間に実施した「災害対策専門研修マネジメントコース(春期)」について、下記のとおり実施結果を取りまとめました。

1. コース別受講者数
マネジメントコース:ベーシック 6月2日(月)~6月6日(金) 38人
マネジメントコース:エキスパートA 6月9日(月)~6月13日(金) 20人
マネジメントコース:エキスパートB 6月16日(月)~6月20日(金) 10人
合計(のべ) 68人

※複数コースを1度に受講した者(エキスパートA及びB)についても、延べ人数で積算した。

2. 受講者の所属
  府県 市区町村 その他 総計
兵庫県 2 7     9
近畿地方(兵庫県を除く) 11 8 1   20
東北地方         0
関東地方   5 4 3 12
中部地方 6 8     14
中国・四国地方 7 2     9
九州地方 4       4
総計 30 30 5 3 68
団体数 16 30 2 1 49

※ 近畿地方をはじめ、北は新潟県から南は宮崎県まで全国各地から参加があった。また、府県職員、市区町村職員及び国職員(自衛隊員を含む)等の参加があった。

3. 評価と課題
  1. 研修に対する満足度の評価点数(100点満点)の平均は、90.8点であり、高い評価を得た。
  2. 特に、「リスクコミュニケーション概論」、「災害過程論」、「防災計画・マニュアルの考え方」、「危機対応時の組織論(情報提供・報道機関対応)」等が高い評価を得た。
  3. また、演習形式の研修(災害対応演習や市民社会ワークショップ等)も好評であった。
  4. ベーシック受講者からは「災害発生のメカニズムとそれに対する行政の対応策などが学べた。」、「過去の具体例の紹介や、未来に教訓をつなぐための分析がよかった。」等の意見があった。
  5. エキスパート受講者からは「災害対策本部事務局要員としての必要な知識が得られた。」、「目標管理による災害マネジメントという新しい知識を得た。」意見があった。
  6. 一方「時間が短く後半箇所の省略が残念だった。」、「ベーシックにおいて専門用語が多すぎた。」、「住民側の体験談の講義があれば。」等といった指摘もあった。
4. 今後の対応
今年度のマネジメントコースは、秋に実施する予定である。
上記評価やその他の反省点等を踏まえ、次回の検討を進める。
(参考・別添)春期コース・カリキュラム