平成21年度研修実績

災害対策専門研修「トップフォーラム」の実施結果について

人と防災未来センターでは、地方公共団体の首長を主な対象とした災害対策専門研修「トップフォーラム」を下記のとおり実施しました。



1. 開催概要
  1. トップフォーラムin香川
    • 日 時:平成21年5月29日(金)9:30~12:00
    • 場 所:香川県庁 12階会議室 香川県高松市番町4丁目1番10号
    • 主 催:香川県/人と防災未来センター
    • 参加者:香川県知事、副知事、香川県幹部職員、香川県内の市町長、副市町長 等(計28名)
  2. トップフォーラムin三重
    • 日 時:平成21年7月21日(火)13:00~16:35
    • 場 所:三重県庁講堂 三重県津市広明町13番地
    • 主 催:三重県、人と防災未来センター
    • 参加者:三重県知事、副知事、三重県幹部職員、三重県内の市町長、副市町長 等(計55名)
  3. トップフォーラムin埼玉
    • 日 時:平成21年8月6日(木)13:30~17:30
    • 場 所:埼玉県民健康センター
    • 主 催:埼玉県、人と防災未来センター
    • 参加者:埼玉県知事、副知事、埼玉県幹部職員、埼玉県内の市町村長、副市町村長 等(計206名)
  4. トップフォーラムin熊本
    • 日 時:平成21年11月10日(火)13:00~16:40
    • 場 所:熊本県庁 本館地下大会議室
    • 主 催:熊本県、人と防災未来センター
    • 参加者:熊本県知事、副知事、熊本県幹部職員、熊本県内の市町村長、副市町村長 等(計49名)
  5. トップフォーラムin和歌山
    • 日 時:平成22年2月8日(月)13:00~16:40
    • 場 所:和歌山県庁
    • 主 催:和歌山県、和歌山県市町村職員研修協議会、人と防災未来センター
    • 参加者:和歌山県知事、副知事、和歌山県幹部職員、和歌山県内の市町村長、副市町村長 等(計97名)
2. カリキュラム
別添のとおり
3. 評価と課題
参加者アンケートでは、全体として「非常に得るところがあった」、「ある程度得るところがあった」という回答が圧倒的に多く、非常に高い評価を得た。
自由回答欄には、「実践的な研修で大変有益。」「危機管理意識が非常に高められた。」「住民の視点に立った目標設定という考え方は素晴らしい。」等、満足感の溢れる感想が多い一方で、「もっと時間をかけてじっくり指導を受けたい。」「各首長との意見交換の時間がほしい。」等の意見もあった。
4. 今後の対応
参加者の評価及び意見等を踏まえて、引き続き鋭意見直しを行い、各自治体と協力して実施してまいります。

講義風景
(トップフォーラムin 香川:
演台 河田センター長)

演習風景
(トップフォーラムin 三重:
手前の机右から2人目 野呂三重県知事)

模擬記者会見風景
(トップフォーラムin 埼玉:
手前2人が記者役(報道関係者))

模擬記者会見風景
(トップフォーラムin 熊本:
中央4名が記者役(報道関係者等))

演習風景
(トップフォーラムin 和歌山:白熱する会場)


「図上訓練を用いた災害対策本部運営・広報コース」実施結果

仮想地域における直下型地震のシナリオを用い、地方自治体のマスコミ対応を含めた災害対策本部運営のノウハウについて習得することを目的に、標記研修を下記のとおり実施しました。



【図上訓練の様子】

【マスコミ対応】

【記者会見シミュレーション】


1. 日 時
平成21年12月14日(月)~12月15日(火)
(12月16(水)はオプション講義)
2. 場 所
JICA兵庫 講堂、ブリーフィングルーム
※カリキュラムは別添のとおり
3. 受講者の所属
近畿地方を中心に北は北海道(北見市)から南は長崎県(長崎県)まで全国各地から参加があった。
※ 対象者:自治体における防災・危機管理担当部局の職員(当センターが指定する災害対策専門研修を受講した者又は防災経験が1年以上ある者)
  兵庫県 近畿
(兵庫県除)
北海道・東北 関東 中部 中国・四国 九州 総計 団体数
府県 1 4 1 2 0 4 1 13 11
市町 4 3 2 3 7 4 2 25 25
総計 5 7 3 5 7 8 3 38 36


4. 評価と課題
  1. 「今回の研修内容に対する満足度」(100点満点)  90点
  2. 「次の各項目について認識することができたか」との問いに対し4段階評価中、最高評価「1:非常に得るところがあった」と回答した受講者の割合
    目標を明確にした災害対応計画構築の重要性 89%
    戦略的な広報の重要性           82%
  3. 参加者の具体的意見
    情報の共有や整理の方法が理解できた。目標を設定することで、何をしたら良いのかが分かり易くなり、有意義な研修だった。
    研修を受講するまでは、マスコミに嫌悪感をかなり抱いていたが、マスコミの本音と自分たちの本部対応の根本的な欠陥が認識できた。
    目標を明確にした計画の重要性、戦略的な広報の効果、必然性が大変よく理解できた。
    多数の情報を収集し、整理し、分析していくことの大切さを再認識した。
5. 今後の対応
上記の評価やその他の反省点等を踏まえ、今回の訓練内容と成果を報告書にまとめ、全国の都道府県、市町村に図上訓練実施のためのノウハウを提供する。
(参考:別添)図上訓練を用いた災害対策本部運営・広報コース・カリキュラム


秋期 災害対策専門研修「マネジメントコース」実施結果

平成21年10月13日(火)から10月27日(火)の間に実施した「平成21年度秋期 災害対策専門研修『マネジメントコース』」について、下記のとおり実施結果を取りまとめました。

センターでは、受講者からいただいたご意見・ご要望を踏まえ、来年度のカリキュラムの見直しに向けて検討を進めていきます。

1. コース別受講者数
コース 日程 参加人数
エキスパートB 平成21年10月13日(火)~10月16日(金) 38名
エキスパートA 平成21年10月19日(月)~10月22日(木) 27名
アドバンスト/防災監・危機管理監 平成21年10月26日(月)~10月27日(火) 22名
87名
2. 受講者の所属
区分 府県 市町 その他 総計
東北地方 2 1     3
関東地方 1 10 3   14
中部地方 5 16     21
近畿地方(兵庫県を除く) 6 9     15
中国・四国地方 6 10 1   17
九州地方 1 7     8
兵庫県   9     9
総計 21 62 4   87
団体数 13 44 2   59

※ 近畿地方を中心に、北は秋田県から南は宮崎県まで全国各地から参加があった。また、府県、市町職員の他、国・自衛隊職員の参加があった。

3. 評価と課題
  1. 研修に対する満足度の評価点数(100点満点)の全コースの平均は、86.9点であり、高い評価を得た。
  2. 特に、「標準的な災害対応システム論」(エキスパートB)、「防災計画・マニュアルの考え方」(エキスパートA)、「目標管理型災害対応論」(アドバンスト/防災監・危機管理監)等が高評価を得た。また、「ゲーミング手法を活用した防災・減災ワークショップ」を始め、多種多様な演習のすべてが非常に好評であった。
  3. 講義・演習以外にも、「他都市の多くの人と交流でき、ネットワークが構築できたことは大きな財産」とする感想が多く見られた。
  4. 一方、「受講者間での意見交換の機会を増やしてほしい」、「1コマ当たりの講義時間を延ばしてほしい」等のコメントもあった。
(参考)カリキュラム


春期 災害対策専門研修「マネジメントコース」実施結果

平成21年6月1日(月)から6月11日(木)の間に実施した「平成21年度春期 災害対策専門研修『マネジメントコース』」について、下記のとおり実施結果を取りまとめました。

1. コース別受講者数
コース 日程 参加人数
エキスパートB 平成21年5月25日(月)~5月28日(木) 中止(※)
エキスパートA 平成21年6月1日(月)~6月4日(木) 12名
ベーシック 平成21年6月8日(月)~6月11日(木) 50名
62名

※神戸地区を中心とする新型インフルエンザ感染の影響による。

2. 受講者の所属
区分 府県 市町 その他 総計
東北地方 1       1
関東地方 3 1 2   6
中部地方 3 5 1 1 10
近畿地方(兵庫県を除く) 11 17     28
中国・四国地方   2     2
九州地方 3 1     4
兵庫県 4 7     11
総計 25 33 3 1 62
団体数 14 32 2 1 49

※ 近畿地方を中心に、北は宮城県から南は宮崎県まで全国各地から参加があった。また、府県、市町職員の他、国・自衛隊職員、大学教員の参加があった。

3. 評価と課題
  1. 研修に対する満足度の評価点数(100点満点)の平均は、89.2点であり、高い評価を得た。
  2. 特に、「ライフライン被害の様相」、「阪神・淡路大震災における行政の対応」、「リスクコミュニケーション概論」(以上、ベーシック)、「危機対応時の組織論(トップの対応)」、「市民社会ワークショップ」(以上、エキスパートA)等が高評価を得た。
  3. 他に、各コースとも展示施設の見学を踏まえたワークショップが好評であった。
  4. 講義以外にも、「全国各地の自治体職員との交流は大きな成果だった」、「研修の運営に細心の気配りがされていた」等の感想もあった。
  5. 一方、「受講者間や研究員と意見交換をする機会を増やしてほしい」、「1コマ当たりの講義時間を延ばしてほしい」等の指摘もあった。
4. 今後の対応
上記の評価やその他の反省点等を踏まえ、秋期研修及び来年度に向けた検討を進める。
(参考・別添)カリキュラム