平成25年度研修実績

災害対策専門研修「トップフォーラム」

平成25年度は、下記のとおり、山形県、岐阜県及び福岡県の3県で、県等と共催でトップフォーラムを実施した。

(1)トップフォーラムin山形
日 時:平成25年7月11日(木) 13:00~17:00
場 所:山形テルサ 3Fアプローズ(講演)、同1F 大会議室(演習)
主 催:山形県、阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター
共 催:財団法人山形県市町村振興協会、山形県治水協会、山形県砂防協会
参加者:講義の部 157人、演習の部 23人
    山形県知事、山形県内の市町長、市町村防災担当幹部、山形県幹部職員 等

トップフォーラムin山形 演習風景
(2)トップフォーラムin岐阜
日 時:平成25年8月1日(木) 13:00~17:00
場 所:ホテルグランヴェール岐山3階
主 催:岐阜県、阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター
参加者:講義の部 150人、演習の部 38人
    岐阜県知事、岐阜県副知事、岐阜県内の市町長、市町村防災担当幹部、岐阜県幹部職員 等

トップフォーラムin岐阜 演習風景
(3)トップフォーラムin福岡
日 時:平成26年1月31日(金) 13:00~17:00
場 所:福岡県庁3階 講堂
主 催:福岡県、阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター
参加者:講義の部 135人、演習の部 28人
    福岡県知事、福岡県副知事、福岡県内の市町村長、市町村防災担当幹部、福岡県幹部職員 等

トップフォーラムin福岡
研修後、地元のメディアから取材を受ける首長
▼カリキュラム
別添のとおり PDF
▼評価と課題
研修内容に対する満足度(100点満点) 84.9点
自由回答欄には、「平素からこのような機会を持って欲しい。」「実践的で参考になった。」「市民への情報伝達の方法、発信方法についてのシミュレーションができて大変良かった。」等、研修に対して良い評価が多い一方で、「研修の時間配分が悪かった。」との改善を提案する意見もあった。
▼今後の対応
参加者の評価及び意見等を踏まえて、引き続き見直しを行い、各自治体と協力して実施する。

 

「図上訓練を用いた災害対策本部運営・広報コース」実施結果

仮想地域における直下型地震のシナリオを用い、目標管理型災害対応の考え方に基づき、マスコミ対応を含めた地方自治体の災害対策本部運営ノウハウを習得し、各自治体に持ち帰って実施できるようにすることを目的に、標記研修を下記のとおり実施しました。

* 目標管理型災害対応の詳細については、調査研究レポート「Vol.22目標管理型危機管理本部運営図上訓練(SEMO)の開発」 PDFを参照ください。

 


【災害時の情報発信の意義についての講義】

【図上訓練の様子】

【記者役の質問に答える広報班】

【ローカルFM局の仮設スタジオからの情報発信】

【記者会見シミュレーション】

【記者会見映像配信】

 

1. 日 時
平成25年12月3日(火)~12月4日(水)
2. 場 所
人と防災未来センター「東館」 4階兵庫県立大学大教室・中教室
3. 受講者数及び受講者の所属
近畿地方・中部地方を中心に、全国各地から参加があった。
※ 対象者:自治体における防災・危機管理担当部局の職員(当センターが指定する災害対策専門研修を受講した者又は防災経験が1年以上ある者)
(単位:人)

兵庫県 近畿
(兵庫県除)
北海道 東北 関東 中部 中国・四国 九州・沖縄 合計
市区町村 6 11 1 0 1 6 1 0 26
都道府県 1 4 1 0 0 1 1 0 8
0 1 0 0 0 0 0 0 1
合計 7 16 2 0 1 7 2 0 35

 

4. 評価と課題
  1. 「今回の研修内容に対する満足度」(100点満点)  87点
  2. 「次の各項目について認識することができたか」との問いに対し4段階評価中、最高評価「1:非常に得るところがあった」と回答した受講者の割合
    関係者全体で共通の状況認識を持つことの重要性 100%
    目標を明確にした災害対応計画構築の重要性   88%
    戦略的な広報を実施することの重要性      84%
  3. 参加者の具体的意見
    個々の情報をトータルで分析し、全体像を把握する能力を得られつつある。
    災害対応と広報は、今まで別の問題と思っていましたが、互いに連携することの大切さを理解することができました。
    事前の予測等を行い、それに基づき準備していくことが事務的には非常に重要で、それが初動対応や方針決定等に影響を及ぼすことを実感した。
5. 今後の対応
上記の評価やその他の反省点、今回の訓練内容と成果を踏まえ、全国の都道府県、市町村に図上訓練実施のためのノウハウを提供する。
(参考:別添)平成25年度 図上訓練を用いた災害対策本部運営・広報コース・カリキュラム

 

秋期 災害対策専門研修「マネジメントコース」実施結果

当センターにおいて実施した標記の研修について、下記のとおり実施結果を取りまとめました。受講者からいただいたご意見・ご要望を踏まえ、来年度に向けた検討を進めていきます。

1. コース別受講者数
コース 日程 参加人数
エキスパートA 10月8日(火)~11日(金) 26人
エキスパートB 10月15日(火)~18日(金) 24人
アドバンスト/
防災監・危機管理監
10月24日(木)~25日(金) 19人
69人
2. 受講者の所属
区分 府県 市町村 その他 総計
北海道 2 2
東北地方 1 1 2
関東地方 4 7 11
中部地方 6 12 18
近畿地方(兵庫県を除く) 1 12 2 15
中国・四国地方 4 3 7
九州地方 3 7 10
兵庫県 1 3 4
総計 20 47 2 0 69
団体数 11 38 1 0 50

※ 中部地方、近畿地方を中心に、北は北海道から南は沖縄県まで全国各地から参加があった。また、府県、市町村職員の他、国(自衛隊)からの参加があった。

3. 評価と課題
  1. 研修に対する満足度の評価点数(100点満点)の平均は、90.0点であり、高い評価を得た。
  2. 特に、各コースのワークショップ・演習をはじめ、「災害対応各論(広域連携)」、「危機対応時の組織論(戦略的な広報について)」、(以上、エキスパートA)、「業務継続計画論」、「災害対応各論(NGO/NPO)」(以上、エキスパートB)、「行政対応特論①」(以上、アドバンスト)等が大変有益との評価を得た。
  3. 全体を通じ、「全般的に実践的な講義が多く、明日からでも職場に還元していきたい」「各講師の方から防災・減災を進めていきたいという強い意志を感じた」「防災に対して多面的な知識を得られた」「多様な経験・知識を有する方々の講義を聞くことが出来有意義であった」等好評を博した。
  4. 一方、「講義内容が豊富であったため配当時間が少ないので再考してはどうか」「もう少しワークショップ等で地域の話をお互いに出来る課題があるとよいのではないか」「市町村の立場の講義がもう少し欲しかった」との指摘や、「講師の先生に質問させていただく時間がもう少しあるとありがたい」等の要望もあった。
(参考)カリキュラム

 


被災現地での「都市の復興概論」
(10月10日エキスパートA)

災害対策本部の空間構成設計演習
(10月17日エキスパートB)

災害対応ワークショップ
(10月25日アドバンスト/防災監・危機管理監)

 

春期 災害対策専門研修「マネジメントコース」実施結果

当センターにおいて実施した標記の研修について、下記のとおり実施結果を取りまとめました。受講者からいただいたご意見・ご要望を踏まえ、来年度に向けた検討を進めていきます

1. コース別受講者数
コース 日程 参加人数
ベーシック 6月 4日(火)~6月 7日(金) 45人
エキスパートA 6月11日(火)~6月14日(金) 28人
エキスパートB 6月18日(火)~6月21日(金) 28人
101人
2. 受講者の所属
区分 府県 市町 その他 総計
北海道 2 2
東北地方 1 1 2
関東地方 3 3 6
中部地方 4 19 23
近畿地方(兵庫県を除く) 6 26 1 33
中国・四国地方 6 7 13
九州地方 2 5 7
兵庫県 5 10 15
総計 27 73 1 101
団体数 17 60 1 0 78

※ 中部地方、近畿地方を中心に、北は北海道から南は鹿児島県まで全国各地かの府県、市町職員の参加があった。

3. 評価と課題
  1. 研修に対する満足度の評価点数(100点満点)の平均は、89.6点であり、高い評価を得た。
  2. 特に、各コースのワークショップ・演習をはじめとした、「災害史と社会」、「災害過程論」、「大規模災害における行政の対応の実態」(以上、ベーシック)、「危機対応時の組織論(戦略的な広報について)」、「災害対応各論(災害時の物流対応)」、「市民社会ワークショップ」、(以上、エキスパートA)、「災害対策本部の空間構成設計演習」、「ゲーミング手法を活用した防災・減災ワークショップ」(以上、エキスパートB)等が大変有益との評価を得た。
  3. 全体を通じ、「防災担当職員としてまず知っておかなければならない全般的な知識が得られ、防災に対するモチベーションが向上した」、「阪神・淡路大震災や東日本大震災の経験談を聞くことで、実際の災害対策本部や避難所での課題を認識することができた」、「事前対策・防災・減災など多方面から防災を考える機会となった」等好評を博した。
  4. 一方、「演習形式の講義をもう少し増やしても良いと思う」、「県と小さい市町が一緒に受講しているが、対応の違いもあるので配慮が必要では無いかと思う」、「講義時間が短く、じっくり講義を聴きたかった」等の指摘もあった。
(参考)カリキュラム