平成28年度研修実績

災害対策専門研修「トップフォーラム」

平成28年度は、栃木県、長野県及び富山県の3県で、県と共催でトップフォーラムを実施した。

(1)トップフォーラムin栃木
日 時:平成28年7月1日(金) 13:30~17:15
場 所:栃木県庁 本館6階大会議室1
主 催:栃木県、阪神・淡路大震災記念協会 人と防災未来センター
参加者:講義の部 51人、演習の部 20人
栃木県知事、栃木県幹部職員、栃木県内の市町長、副市町長、市町防災担当幹部等
トップフォーラムin栃木

近藤リサーチフェローの講義

模擬記者会見と質疑応答

(2)減災トップフォーラムin長野
日 時:平成28年7月22日(金) 13:00~17:00
場 所:ホテル国際21「芙蓉の間」
主 催:長野県、阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター
参加者:講義の部 179人、演習の部 62人
長野県知事、長野県幹部職員、長野県内の市町村長、副市町村長、市町村防災担当幹部等
減災トップフォーラムin長野

知事あいさつ

講義風景

(3)トップフォーラムin富山
日 時:平成29年2月8日(水) 13:00~17:00
場 所:富山県民会館304号室
主 催:富山県、阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター
参加者:講義の部43人、演習の部16人
富山県知事、富山県副知事、富山県幹部職員、富山県内の市町長、副市町村長、市町防災担当幹部等
トップフォーラムin富山

横尾特別調査研究員の講義

演習風景

▼カリキュラム
別添のとおり PDF
▼評価と課題
評価アンケートによる研修内容に対する満足度(100点満点) 87.2点(3県平均)
自由記入欄には、「首長責任の重大さ、それを支える行政職の判断力の向上を図りたい。」「被災した現状把握を正確・迅速に行い、今後の変化を正しく予測した上、行政として目標設定と対応方針を決定するプロセス・手順を踏まえた訓練が必要であると感じた。」等、研修に対する良い評価が多い一方で、「マスコミ対応が中心になりすぎの感がある。もっと実際の災害での対応の経験を聞きたい。」との意見もあった。
▼今後の対応
参加者の評価及び意見等を踏まえて、引き続き見直しを行い、各自治体と協力して実施する。

 

平成28年度 災害対策専門研修「図上訓練を用いた災害対策本部運営・広報コース」実施結果

仮想地域における直下型地震のシナリオを用い、人と防災未来センターが提案する目標管理型災害対応の考え方に基づき、マスコミ対応を含めた地方自治体の災害対策本部運営ノウハウを習得し、今後の災害対応に生かすことを目的に、標記研修を下記のとおり実施しました。

*目標管理型災害対応の詳細については、調査研究レポート「Vol.22目標管理型危機管理本部運営図上訓練(SEMO)の開発」(下記URL)を参照ください。
http://www.dri.ne.jp/wordpress/wp-content/uploads/rep_22-2.pdf

【図上訓練の様子】

【災害対策本部】

【記者役の質問に答える広報班】

【グループ・班ごと振り返り】

【記者会見】

1. 日 時
平成27年12月9日(水)~10日(木)
2. 場 所
人と防災未来センター「東館」 4階兵庫県立大学大教室・中教室
3. 受講者数及び受講者の所属

近畿地方・中部地方を中心に、各地域から参加があった。

※ 対象者:自治体における防災・危機管理担当部局の職員(当センターが指定する災害対策専門研修を受講した者又は防災経験が2年以上ある者)
(単位:人)

 

兵庫県 近畿
(兵庫県除)
北海道・東北 関東 中部 中国・四国 九州・沖縄 合計
市区町村 2 9 1 0 9 6 1 28
都道府県 0 3 1 4 1 1 0 10
0 0 0 0 0 0 0 0
合計 2 12 2 4 10 7 1 38

4. 評価と課題

  1. 「今回の研修内容に対する満足度」(100点満点)         85.3点
  2. 「次の各項目について認識することができたか」との問いに対し4段階評価中、最高評価「1:非常に得るところがあった」と回答した受講者の割合
    関係者全体で共通の状況認識を持つことの重要性        89%
    目標を明確にした災害対応計画構築の重要性        92%
    戦略的な広報を実施することの重要性  87%
  3. 参加者の具体的意見
    情報の整理・集約、目標設定、災害対策本部内での連携やその重要性を認識した。
    防災部局以外に広報の重要性に気づいた。
    マスコミを嫌うのではなく逆に利用するつもりで対応することは今後参考にしたい。

5. 今後の対応
上記の評価やその他の反省点、今回の訓練内容と成果を踏まえ、全国の都道府県、市町村に図上訓練実施のためのノウハウを提供する。
(参考:別添)
平成28年度 図上訓練を用いた災害対策本部運営・広報コース・カリキュラム

平成28年度秋期 災害対策専門研修「マネジメントコース」実施結果

当センターにおいて実施した標記の研修について、下記のとおり実施結果を取りまとめました。
受講者からいただいたご意見・ご要望を踏まえ、来年度に向けた検討を進めていきます。

1. コース別受講者数                                                                                (単位:人)

コース 日程 受講者数 修了者
エキスパートA 10月11日(火)~14日(金) 24人 24人
エキスパートB 10月18日(火)~21日(金) 25人 23人
アドバンスト/防災監・危機管理監 10月27日(木)~28日(金) 24人 24人
73人 71人
               ※ 受講数については、一定の要件を充足し、受講証明書を授与した者を計上

2. 受講者の所属(単位:人)

区分 府県 市町村 その他 総計
北海道 2 2
東北地方
関東地方 1 1 2
中部地方 3 15 18
近畿地方(兵庫県を除く) 3 17 20
中国・四国地方 7 9 16
九州地方 1 6 7
兵庫県 6 6
総計 15 56 71
団体数 10 47 57

※ 東北地方を除く全国各地から参加があった。

3. 評価と課題

  1. 研修に対する満足度の評価点数(100点満点)の平均は、91.0点であり、高い評価を得た。
  2. 特に、各コースのワークショップ・演習をはじめ、「危機対応各論(行政と自衛隊との連携)」、「危機対応時の組織論(戦略的な広報について)」、(以上、エキスパートA)、「災害対策本部の空間構成設計演習」「業務継続計画論」、「災害情報の受発信手法」(以上、エキスパートB)、「災害対応特論(齋藤講師)」(以上、アドバンスト/防災監・危機管理監)等が大変有益との評価を得た。
  3. 全体を通じ、「災害対策概論を初動➝応急➝復旧・復興期と一連の流れで説明があり分かりやすかった」「これまで聞くことができなかったマスコミ側の考え方・立場を知ることができた」、「最新の話題・知識等が聞けてとてもよかった」等との良い意見がある一方、「質問時間を確保いただけるとありがたい」等の要望もあった。

(参考)カリキュラム

 


市民社会ワークショップ(10月13日エキスパートA)

災害対策本部の空間構成設計演習(10月19日エキスパートB)

行政対応特論①丹波市豪雨災害での対応と教訓(10月28日アドバンスト/防災監・危機管理監)

災害対応検討WS(10月20日アドバンスト/防災監・危機管理監)

平成28年度春期 災害対策専門研修「マネジメントコース」実施結果

当センターにおいて実施した標記の研修について、下記のとおり実施結果を取りまとめました。
受講者からいただいたご意見・ご要望を踏まえ、次回に向けた検討を行います。

1. コース別受講者数                                                                                (単位:人)

コース 日程 受講者数 修了者
ベーシック 5月31日(火)~6月3日(金) 50人 50人
エキスパートA 6月7日(火)~6月10日(金) 27人 27人
エキスパートB 6月14日(火)~6月17日(金) 27人 27人
104人 104人
     ※ 参加者数については、一定の要件を充足し、受講証明書を授与した者を計上
2. 受講者の所属(単位:人)
区分 府県 市町村 その他 総計
北海道 1 1
東北地方 2 2
関東地方 1 4 5
中部地方 1 19 20
近畿地方(兵庫県を除く) 5 33 38
中国・四国地方 5 7 12
九州地方 2 7 9
兵庫県 2 15 17
総計 18 86 104
団体数 12 71 83

※ 近畿地方を中心に、全国各地から参加があった。

3. 評価と課題
  1. 研修に対する満足度の評価点数(100点満点)の平均は、91.7点となった。
  2. ベーシックは「行政における災害対応業務の実際」「災害史と社会」「災害と男女共同参画」、エキスパートAは「災害対応各論(広域連携)」、「災害対応ワークショップ」、エキスパートBは「災害対策本部の空間構成設計演習」、「ゲーミング手法を活用した防災・減災WS」等が大変有益との評価を得た。
  3. 「大災害を経験されている職員だからこそ気づく住民説明の注意点や住民への防災意識の啓発について、多くのことを学んだ。現場の第一線で活躍されている方の講義であり、今現在仕事で悩んでいることについてピンポイントで教えていただいた。今後、仕事をする上で非常に有意義な講義であった(ベーシック:行政における災害対応業務の実際)」、「防災を市民へ啓発し、また災害発生時には市民の命を守る立場として、自分の命を守る行動についての意識が希薄であることに気づかされた。過去の震災と歴史上の出来事との関係、現在の南海トラフの危険性がよくわかり、心に響く講義でした(ベーシック:災害史と社会)」、「受援計画が必要だと認識はしていたが、受講したことにより、より具体的な必要性とどういったことが受援計画として事前準備が必要かが理解できた(エキスパートA:災害対応各論(広域連携)」、「目標管理型災害対応の考え方に基づき、考え方針を出していく事を実践できてよかった。目標管理型の考え方については災害対応はもちろんだが、日頃の業務にでも応用して取り入れていける(エキスパートA:災害対応ワークショップ」「災害対応に必要な5つの機能とその考え方に基づいた災対本部のレイアウト設計は非常に理にかなっていて良かった(エキスパートB:災害対策本部の空間構成設計)」との意見があった。
  4. 全体を通して、「色んな県、市の人とつながりを築けたことがよかった。今後はこのつながりを次に発展できればと思う。」「過去の災害等を通して浮きぼりになった課題をふまえて、本市に足りないものや対策を含めて、平時から考え行動しておかなければならないと実感した。」「新たな情報、課題を知ることができ、自分の自治体の不足部分を再確認した。今回得た知識をもとに職員全体のレベルアップを図りたい。」等との良い意見がある一方、「ワークショップの班については、毎回メンバーを変えた方が多くの人と話ができ、交流も進むと思う。」、「講義時間をもっと長くしてほしい」等の要望もあった。
(参考)カリキュラム

 


災害史と社会(6月2日ベーシック)

復興まちあるき(6月2日ベーシック)

災害対応ワークショップ(6月10日エキスパートA)

災害対策本部の空間構成設計演習(6月15日エキスパートB)