イベント
2021.07.16(金)
【終了しました】企画展「綾里(りょうり) 津波のあいだ展 in 神戸 明治三陸津波(1896)~昭和三陸津波(1933)~東日本大震災(2011)を超えて」の開催について
人と防災未来センターでは、令和3年7月20日(火)から8月15日(日)まで、企画展「綾里 津波のあいだ展 in 神戸 明治三陸津波(1896)~昭和三陸津波(1933)~東日本大震災(2011)を超えて」を開催します。
この企画展では、東日本大震災10年の節目に、都市・建築史系を中心とした学術グループ「綾里地区研究会」が2011年の東日本大震災以降、人口約2,300人(2021年時点)の綾里地区において実施した、明治三陸津波、昭和三陸津波、東日本大震災の三度の津波災害による被害の比較や地域社会・文化への影響、津波の記憶継承の方策等についての研究・活動の成果を展示・紹介します。
是非、多くの方にご覧いただき、津波常襲地域における復興のあり方や津波が再び襲ってくるまでの「津波のあいだ」の時間をどのように過ごし、津波の記憶を継承すればよいかを共に考える機会としていただければ幸いです。
チラシのダウンロードはこちら
記
1 名 称 企画展「綾里 津波のあいだ展 in 神戸 明治三陸津波(1896)〜昭和三陸津波(1933)〜東日本大震災(2011)を超えて」
2 開催期間 令和3年7月20日(火)~8月15日(日)
3 会 場 阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター 西館1階 ロビー(無料ゾーン)
4 展示内容
「綾里地区研究会」がこれまでの研究・活動において作成・収集した図面や資料・模型・映像等を次の6つの章立てにより展示・紹介します。
第1章 綾里 地区の概要および津波被害の比較
第2章 空間 津波災害後の復興による集落の空間形成史
第3章 社会 津波災害による地域社会・文化への影響
第4章 避難 東日本大震災時の地区住民の避難行動
第5章 復興 東日本大震災からの復興
第6章 継承 次なる津波に向けた記憶の継承方策
〇会場デザイン:市川竜吾
〇パネルデザイン:中野デザイン事務所
5 関連イベント
(1)シンポジウム:記憶の分有
展示に合わせ、研究グループの活動を、阪神間の研究者・関係者に紹介し、意見交換をするシンポジウムイベントをオンラインで開催します。
<日 程> 7月24日(土)14:00~16:30(予定)
<会 場>人と防災未来センター 西館1F ガイダンスルーム1
<配信方法>YouTube Live により配信します。配信アドレスはhttps://ryoriinkobe.peatix.com/#に記載します。
<プログラム(登壇予定)>
・プロジェクトおよび展示の概要:岡村健太郎(近畿大学講師・建築史)
・津波のあいだ(綾里の歴史と復興):饗庭伸(東京都立大学教授・都市計画)
・綾里における記憶の継承:西風雅史(大船渡市議会議員)
・関連研究者とのディスカッション
(2) ギャラリートーク
展示会期中、研究グループのメンバーおよび関係者が、展示空間でのギャラリートークおよびミニレクチャーを実施します。
<日程・講師>
① 7月20日(火)15:00
澤田雅浩(兵庫県立大学准教授・災害復興計画)× 石榑督和(関西学院大学准教授・建築史)×岡村健太郎(近畿大学講師・建築史)
② 7月24日(土)10:30
森栗茂一(神戸学院大学教授・歴史民俗学)× 辻本侑生(民間シンクタンク・民俗学)
③ 7月25日(日)11:00
饗庭 伸(東京都立大学教授・都市計画)
④ 8月7日(土)14:00
福島秀哉(東京大学助教・景観デザイン)× 岡村健太郎(近畿大学講師・建築史)
⑤ 8月9日(月・祝)14:00
照本清峰(関西学院大学教授・防災計画)× 石榑督和(関西学院大学准教授・建築史)
⑥ 8月15日(日)11:00
饗庭 伸(東京都立大学教授・都市計画)
⑦ 8月15日(日)14:00
饗庭 伸(東京都立大学教授・都市計画)
<会 場>西館1Fガイダンスルーム
<所要時間>各回1時間
<定 員>各回10名
<参加方法>https://ryoriinkobe.peatix.com/#から事前に連絡ください。
定員を超えた場合はお断りする可能性があります。
6 主催等
<主 催>綾里地区研究会
<協 力>阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター
<助 成>トヨタ財団2018年度社会コミュニケーションプログラム「記憶の分有-災害にレジリエントな社会形成に向けて-」
7 問い合わせ先
<企画展について> 近畿大学建築学部都市・建築史研究室
TEL06-4307-3607 メールokamura@arch.kindai.ac.jp