お知らせ

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2024.09.18(水)

公益財団法人ひょうご震災記念21世紀研究機構
人と防災未来センター研究員の募集について

人と防災未来センターは、阪神・淡路大震災の経験と教訓、学術的な知見や蓄積された研究成果に基づき、我が国の防災上の課題を的確にとらえた実践的な防災研究を行っている研究機関です。国からの継続的な支援を受けて、兵庫県が開設し、公益財団法人ひょうご震災記念21世紀研究機構が運営を行っています。

防災・減災の研究分野ではトップレベルの研究機関の一つに位置付けられており、近い将来に確実に起こると言われている巨大災害に備えた実践的な防災研究を強化するために、下記により当センターの研究員の募集を行います。

防災に関する優れた着想と現場感覚をもった行動力・実践力にあふれる研究員を広く求めますので、意欲ある方々のご応募をお待ちしています。


1. 研究分野等

国内外の研究者とも連携し、上級研究員(非常勤)のサポートを得ながら、災害現場の課題解決に役立つ実践的・総合的な調査研究を行います。
研究活動の一環として、自治体職員向け研修、災害時の現地支援など、センターの各種事業等に参画することで、実践力を高めていきます。
採用にあたっては、今後の防災に関する研究の意欲を重視します(現時点での防災関連の研究実績の有無にかかわらず応募可能です)。

2. 採用予定人員

若干名
文系、理系、分野は問いません。
防災分野での研究実績の有無にかかわらず応募可能です(今後の意欲を重視します)。

また、人と防災未来センターの「防災100年えほんプロジェクト」を活用した防災文化の国際的な普及にかかる研究等に取り組んでいただける方もあわせて募集します。

3. 職務内容

研究部に所属する研究員として、主に調査研究活動等に従事します。
採用後に、勤務成績、研究実績等に応じて、主任研究員や中核研究員として、リーダーの役割を担う職となることがあります。

(1) 平常時
  1. 研究員それぞれの専門分野を活かした調査研究
  2. センターが組織として取り組む中核的・特定研究プロジェクト等の調査研究
  3. 南海トラフ巨大地震など国難災害の縮災に関する調査研究
  4. 自治体職員に対する研修・訓練への参画
  5. センターが実施する各種事業への参画
  6. 国・兵庫県等、関係機関との協力を図るための業務
(2) 災害発生時

支援チームの一員として被災地に赴いての実践的な助言

4. 応募資格

(1) 学歴

博士号を有する者、または採用予定日までに博士号を取得見込みの者、若しくは修士号を取得し3年以上の実務経験(企業・自治体等での勤務経験、研究機関・大学院等での研究経験)を持つ者

(2) 居住地

採用時に通勤可能な範囲に居住があること

5. 採用予定日

令和7年4月1日(若しくは令和7年1月~3月の1日付け採用)

6. 採用条件

(1) 採用形態

公益財団法人ひょうご震災記念21世紀研究機構の任期付研究員として採用

(2) 任期

任期は1年ごとの更新で、原則として3年とし、勤務成績に応じて最長5年までの更新があります。

(3) 勤務地

神戸市中央区脇浜海岸通1丁目5番2号
阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター 西館

(4) 給与等

年収:500万円〜700万円
兵庫県職員(研究職)に準じます。研究費は別途措置があります。

① 初任給(令和6年4月1日現在)

経歴に応じての加算があります。
※給与改定によって変わる場合があります。

新卒の博士号取得者の場合
314,196円(給料287,200円+地域手当26,996円)

博士号取得後5年の研究勤務経験がある場合
334,828円(給料305,500円+地域手当29,328円)

② 昇給
通常、年1回(1月1日)昇給します。

③ 諸手当等
扶養手当、住居手当、通勤手当、期末・勤勉手当、超過勤務手当、退職手当など、規定に基づき支給あり(支給要件は、兵庫県職員に準じたもの)。

【主な手当】※給与改定によって変わる場合があります。
・扶養手当(月額)
扶養親族1人につき 6,500円(満22歳に達する日以後の最初の3月31日までの間にある子については、10,000円)
※満15歳に達する日後の最初の4月1日から満22歳に達する日以降の最初の3月31日までの間にある子については、5,000円の加算措置あり。

・住居手当(月額)
① 月額12,000円を超える家賃を支払っている場合、家賃の月額から12,000円を控除した額
② 月額23,000円を超える家賃を支払っている場合、家賃の月額から23,000円を控除した額の2分の1に11,000円を加算した額。ただし支給上限は28,000円
<計算例>
家賃 55,000円の場合 → 27,000円支給
家賃 70,000円の場合 → 28,000円支給

・通勤手当
定期代等、所定の算出方法によって得られた額を支給(通勤距離が片道2キロメートル未満の場合は支給しない)

・期末・勤勉手当(年2回)
月額給与314,196円の場合
6月期(2.25か月分)706,941円、12月期(2.25か月分)706,941円
※4月1日採用の場合、1年目の6月期は、勤務期間が短いため減額調整(0.675か月分を支給)

・退職手当
月額給与314,196円で採用され、5年間勤務した場合2,124,818円

(5) 社会保険

健康保険(協会けんぽ)、厚生年金加入
雇用保険・労災保険の適用あり

(6) 研究費

個人研究費(1人あたり年間80万円)
複数の研究員がチームで取り組む「特定研究」等については、エフォートに応じて別途配分あり。
※当センターは、科研費の機関指定を受けている研究機関です。

(7) 勤務形態

常勤週5日(月~金曜日(祝日を除く)7時間45分/日)勤務
9:00~17:45(休憩12:00~13:00)
必要に応じて在宅勤務可

(8) 有給休暇等

年次有給休暇(一暦年単位/初年度は15日(4月1日採用の場合)、2年目以降20日)
夏季休暇(5日)
年末年始休暇(12月29日~1月3日)
その他、育児休業、介護休暇等の制度あり

7. 応募必要書類 

  1. 履歴書(人と防災未来センターホームページの「お知らせ」に様式を添付しているので、必ず所定の様式を使用すること。写真貼付のこと。)
  2. 研究業績一覧表
  3. 大規模災害その他の現地調査・災害対応実績一覧表(実績のある人のみで可。)
  4. 課題論文:次のテーマで2,000字以内で作成すること。
    「人と防災未来センターが果たすべき今後の大災害に対する役割と研究に対する抱負」
  5. 主要論文3編程度<本編と概要>
  6. 指導教官等の推薦状(取得できない場合は、自薦の推薦状でも可。)

 ☆ 応募書類はすべて当方にて責任を持って廃棄いたします。

送付方法

「adachik@dri.ne.jp」あて、e-mailにて送付してください。

・上記(1)~(4)について、一つのpdfファイルにまとめて送付してください。
・上記(1)「履歴書」について、別に元データ(wordファイル)も送付してください。
・上記(5)について、(1)~(4)とは別に、一つのpdfファイルにまとめて送付してください。
・上記(6)「推薦状」について、郵送での提出も可とします。(郵送の場合、項番11に記載の住所まで送付してください。)
・送付データの容量が5МBを超える場合は、何通かに分けて送付してく ださい。
・提出書類を受信後、本件事務担当者から受信確認のメールを返送しますので、2営業日以内に返信がない場合はお手数ですが、項番11に記載の電話番号までご連絡ください。

8. 応募期限

令和6年10月22日(火)17:45必着

9. 選考方法

第1次選考

内容:書類選考

第2次選考(第1次選考の合格者に対して第2次選考を行う。)

内容:面接試験、第1次選考時の課題論文
日時:令和6年11月予定
場所:人と防災未来センター

  • 選考に当たっては、研究に対する意欲、実績、分野等をもとに、防災に関する専門家としての素養を重視して決定します(必要に応じて、研究に必要な素養等を確認する追加課題等をお願いする場合があります)。
  • 選考結果は、決定次第通知します。
  • 面接にかかる旅費等は支給しません。

10. 応募方法

  • 項番7の「送付方法」に記載のとおりe-mailにて送付してください。
  • 推薦状を郵送する場合は、封筒に「研究員応募書類同封」朱書きし、下記の提出先へ郵送してください。
  • 人と防災未来センターの内容や諸活動等の詳細については、当センターのホームページ(https://www.dri.ne.jp)を参照のこと。

募集要項(PDF版)はこちらをご覧ください。
履歴書(Word)様式指定です。

11. 問い合わせ先・提出先

〒651-0073 神戸市中央区脇浜海岸通1丁目5番2号
(公財)ひょうご震災記念21世紀研究機構 人と防災未来センター 西館6階 事業部普及課

電話:078-262-5066
Eメール:mirai-fukyuuka@dri.ne.jp(問い合わせ先)
     adachik@dri.ne.jp(提出先)