震災を語る 第44回

震災を語る 第44回

第44回 被災地の悲しみを忘れず、やさしさわすれないで、心を届けること。 佐々木 勉さん(人と防災未来センター・語り部)

私の体験

阪神淡路大震災の時に勤務していたのが、神戸市長田区の二葉小学校で、校区の8割が全半焼、全半壊し、以後、4年間、教育復興担当教員として、子供を中心に避難者・保護者・地域・行政・ボランティア・学校のネットワーク作りに尽力、退職後は、チーム「やさしさをわすれないで」の代表として震災の語り部活動・東日本の被災地との交流を継続中

自己紹介

わが家は、震度7の地震帯からわずか500メートルしか離れておらず、一部損壊でした。勤務先の小学校も火事の噴煙の上がる中、火の手が迫り、学校の周りの家の被害も甚大であった。震災後はすぐに児童の安否確認と小学校避難所の運営に奔走しているさなかの平成7年7月の健康診断で腎不全の診断を受け、平成8年秋から10年半人工透析治療を継続していたが、平成18年夏に配偶者間腎臓移植の手術を受け、「だからこそ」の人生に転換を行った。

阪神淡路大震災の直後の二葉小学校周辺の様子

・噴煙の上がる中、火事の火が迫った二葉小学校の写真
・二葉小学校周辺の被災マップ
・全国、全世界からの支援、ボランティアの支援の写真

阪神淡路大震災の直後の二葉小学校周辺の様子

児童の安否確認の様子

・二葉小学校のみなさん看板の写真
・H君、Mさん、Oさん

二葉小学校避難所の3つの「やさしさ・協力」

・地域の協力により実現できた「トイレ問題の解決」
・避難者の協力により実現できた「お別れ遠足におにぎり弁当」
・ボランティアの協力により実現できた「卒業式を講堂で」

二葉ボランティーズの活躍の様子

・月曜朝の運動場のそうじ
・仮設住宅へ行事の案内状を
・かたたたきボランティア
・トルコ・台湾・四川地震募金
・カレンダー色塗りボランティア
・語り部ボランティア
・モニュメントの碑銘募集―第1位が「やさしさわすれないで」

二葉ボランティーズの活躍の様子

駒ヶ林中学校でも

・ネバーギブアップ
・駒中ふれあいボランティア活動
・地域復興に貢献した「駒中太鼓」
・駒中ふれあい広場

神戸市内の各地でも

三陸の児童生徒も

・階上中・志津川中生のがんばり

当時の小学生の今

・二葉ボランティーズの今
・福井県沖のオイル除去に神戸の高校生活躍

三陸の中学生を神戸に迎えよう

語り伝えたいこと

・真の復興とは、支援を受けることではなく、自ら発信すること。
・「人の前に灯りを点せば、我が前明かりなり」の生き方を。
・今いる場所で、できるお手伝い、協力、ボランティア活動を。
・被災地の悲しみを忘れず、やさしさわすれないで、心を届けること。
・阪神淡路大震災は、日本のボランティア元年