No.4
投稿日:2017.11.09(木)
ガスがない、水がない、食器がない。
当たり前がなくなって、生まれたことがある。
カセットコンロ、雪平なべ、火災で焼け残った湯飲
資料番号:364-000001、2400178-000005、4700138-001004
寄贈者:永井倫子氏、大藪秀氏、松山優子氏
多くの家が壊れ、ライフラインが使えなくなり、災害をきっかけに暮らしのかたちは変化しました。
水道が使えなければ水を汲みに行き、都市ガスが使えなければカセットコンロで調理をしたり、壊れた道具を使ったりと、不自由ながらも被災地での毎日の生活は続き、新しい日課が生まれました。
地震の前と後、ライフラインが復旧する前と後、災害に関わらなくても、人の暮らしは変化します。
どんな時期でも人それぞれに「いつも」の暮らしがつくられては変わっていきます。生きることの中心にある食べること、食卓はいつも、それをつないでいます。
実際に資料をご覧になりたい方は、
人と防災未来センター資料室までお越しください。