災害メモリアルKOBE 2006
- 日時 2006年1月15日(月)10:00~14:30
- 場所 阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター
- 主催 災害メモリアルKOBE実行委員会
第1回目となる今回は、平成16年に豪雨災害と新潟中越地震と連続して大きな災害に見舞われた新潟県の子ども達と、台風23号による水害を受けた豊岡市の子ども達から被災体験などについての作文を募集し、実行委員会で選考された子ども達(新潟県25名、豊岡市13名)を神戸に招待ました。また、地元の神戸市立なぎさ小学校、渚中学校の児童、生徒の皆さんもこの会に出席しました。
午前中は「未来へ語ろう!わたしたちの体験」をテーマに新潟県から13名、豊岡市からも13名の子ども達が被害の状況・怖さや人とのつながり・出会い、未来へのメッセージをこめた作文を発表しました。
午後からは「聞いてみよう!おとなたちに」をテーマに阪神・淡路大震災のキーパーソンである貝原俊民前兵庫県知事のお話しを聞くとともに、貝原前知事及び室崎益輝消防研究所理事長が「ライフラインの完全復旧はどれくらい時間がかかったのか?」「地震が起きたときに、始めに頭に浮かんだことは何か?」といった子どもたちの疑問や質問に答えました。
次ぎに「一緒に考えよう!絆の大切さ」をテーマに新潟、豊岡、神戸の子ども達が一緒になって、神戸市立渚中学校の心のケア担当教員による防災学習を受け、最後に会場の参加者全員で阪神・淡路大震災時に生まれた歌「しあわせ運べるように」を合唱しました。
この会を通して新潟・豊岡・神戸それぞれの地域の人たちの経験をみんなで共有することができました