減災報道研究会 第27回研究会

テーマ

命とくらしを守る被災者支援報道について考える

概要

 大規模災害発生時、津波や水害から命そのものを守ることは最も重要な行動であり、そのための支援になる報道や情報伝達のあり方はこれまで数多くの議論が重ねられてきた。一方で、被災地では、これからいったいどうやって住まいを再建し、生活全体を取り戻していけばよいのかといった不安を訴える声が次々と寄せられる。
 災害後に「命」と「くらし」を支える知識と情報をメディアは伝えるべきか。伝えるとすればどのように伝えていくべきか。また、これらの知恵をいかに平時から普及啓発や防災・減災教育に反映させていくか。行政、報道機関、研究者が一体となって議論を深めるため、今回のテーマを「命とくらしを守る被災者支援報道について考える」とし、講演会とパネル討論を開催した。

開催日時

令和5年1月19日(木)14:00~17:00
人と防災未来センター東館6階会議室

参加者

報道関係者、自治体職員、研究者等 計62人

次第

1. 講演1
「被災したあなたを助けるお金とくらしの話」
  • 岡本 正 氏
    銀座パートナーズ法律事務所 博士(法学)・弁護士/人と防災未来センター 特別研究調査員
2. 講演2
「命とくらしを守る被災者支援報道の具体事例について」
  • 武田 愛一郎 氏
    静岡新聞社編集局 社会部記者 
3. パネル討論
「命とくらしを守る被災者支援報道について考える」
  • 武田 愛一郎 氏
    静岡新聞社編集局社会部記者
  • 福本 晋悟 氏
    毎日放送総合編成局マーケティング・PR部/人と防災未来センター特別研究調査員
  • 河田 慈人 氏
    人と防災未来センター主任研究員
  • 岡本 正 氏
    銀座パートナーズ法律事務所 博士(法学)・弁護士/人と防災未来センター特別研究調査員