「スーパー広域災害」の応急期における課題の特徴と災害対応のあり方
人と防災未来センターでは、関西・四国の府県・政令市とともに、今世紀前半にも確実に発生すると予測されている東南海・南海地震による被害を軽減するための研究プロジェクトを平成19年度から4年間にわたり実施してきました。本プロジェクトは、東南海・南海地震災害という未曾有の災害における、被災社会のイメージを関係者間で統一し、組織間連携が円滑に行える環境を整備することを目指してきました。下記の資料は、その成果をプロジェクト関係者ならびに本プロジェクトに協力してくださった多くの関係組織、さらには、関西・四国を中心とする多くの関係者の皆様と共有するために開催した、シンポジウムで使用した資料です。
このシンポジウムは今回の大災害が発生した平成23年3月11日に開催していたため、途中で中止せざるを得ませんでしたが、今回の大災害で被害を拡大させないために、多くの方々に有効利用していただければ幸いです。
東南海・南海地震等に関する連携プロジェクト 資料
- 表紙・目次
- 概要説明
- スーパー広域災害としての東南海・南海地震の特殊性
- 大量避難者に対する避難所運営
- 東南海・南海地震における要援護者支援の可能性
- 人工透析患者の医療対応の課題と広域支援の可能性
- 東南海・南海地震における孤立集落支援プログラムの検討
- 救援物資の輸配送業務を事例とした組織間連携のあり方
- スーパー広域災害を迎え討つために〜広域応援調整システムの構築に向けて〜
- 広域連携を見据えた災害対応組織のあり方
阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター