No.6
投稿日:2017.11.09(木)
寒い。あたたかいものが食べたい。
どうすれば、それが叶うのですか。
炊き出し用大鍋、炊き出しで最初に提供されたうどんの器、連日の炊き出し風景 一回の食事に2千人が並ぶ
資料番号:250-022001、1200792-000011、1300322-000166
寄贈者:灘中央地区ボランティア、森原良美氏、神戸元気村
阪神・淡路大震災は、凍えるように寒い真冬の1月に発生しました。被災者は、あたたかい食事を欲して、壊れた家屋から資材を集め、火を焚き、水や調理器具を調達し、自ら炊き出しを始めました。熱い気持ちで提供された食事は、地域の人びとに分かち合われました。また、他地域から食材と調理機材を携えて支援に訪れた人びとへの有難さも噛みしめられました。現在、震災資料として保存されている調理器具は、当時の人びとの繋がりとあたたかさを伝えています。
実際に資料をご覧になりたい方は、
人と防災未来センター資料室までお越しください。