No.1
投稿日:2017.11.09(木)
走っている道路が、目の前から崩れ落ちた。運転手の急ブレーキが、バスの乗客を救った。
高速道路から今にも落ちそうなバス(写真パネル)
資料番号:1300322-000175
寄贈者:神戸元気村
1月17日の朝、阪神高速道路3号神戸線(西宮市本町付近)を走行中のバスには、乗客3人と運転手と交代要員の5人が乗車していました。
地震が発生し、道路前方が崩れ落ちましたが、ぎりぎりで落下を免れました。揺れで車体が跳ねるなか、運転手は必死でハンドルを握り、ブレーキを踏んだそうです。その後、運転手の誘導のもと車内後方の非常口を使って全員バスから脱出しました。しかし、被災した道路の上では身動きがとれず、5人は近くに停車していた車のなかで過ごしました。高速道路の非常階段を使って無事に地上に降りることができたのは、1時間後のことでした。
実際に資料をご覧になりたい方は、
人と防災未来センター資料室までお越しください。