
人と防災未来センターは、阪神・淡路大震災の経験と教訓を後世に継承するとともに、その経験を生かし、防災に関する知識や技術の普及を図るために、平成14年4月に兵庫県が国の支援を得て設置した施設である。阪神・淡路大震災の経験と教訓の継承及びその教訓を未来に生かすことを通じて、災害文化の形成、地域防災力の向上、防災政策の開発支援を図り、減災社会の実現に貢献するための取り組みを進めている。
展示、資料収集・保存、災害対策専門職員の育成、実践的な防災研究と若手防災専門家の育成、災害対応の現地支援、交流・ネットワークの6つのミッションを、総合的、一体的に推進、全国さらには全世界への防災・減災情報の発信拠点、災害ミュージアム・シンクタンクとしての役割を果たしていく。 また、阪神・淡路大震災30年を迎えたことや、大阪・関西万博の開催を踏まえ、今後の大規模災害や地球規模での安全安心な社会づくりへの貢献を図り、更には、防災の知恵(災害文化)の普及・啓発する取り組みを展開する。
施設概要
西館 | 東館 |
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建物構造:地上7階、地下1階 延床面積:約8,600㎡ 展示ゾーン:1階~4階 資料室:5階 開館:平成14年4月27日 展示リニューアル:平成20年1月9日 施設整備費:約60億円(国1/2、県1/2) | 建物構造:地上7階、地下1階 延床面積:約10,200㎡ 展示ゾーン:1階~3階 開館:平成15年4月26日 展示リニューアル:平成22年1月8日 令和3年6月30日 施設整備費:約61億円(県10/10) |