テーマ
災害時の首長による記者会見のあり方について
概要
災害が起きた際には、行政機関と報道機関が、報道の方法をめぐって対立的な関係に発展するという現象が多く見られます。そこで、「災害時の首長による記者会見のあり方」についての検討を通じ、行政機関と報道機関の有機的な関係構築を目指すことを目的として、報道関係者、自治体職員、研究者等にフォローアップセミナー参加者を加えた33名によりオンラインで実施しました。
まず、3つの資料、熊本地震における熊本県知事臨時記者会見の書き起こし資料、大阪北部地震発災後の大阪府知事記者会見の動画、北海道胆振東部地震厚真町長のテレビ中継取材の動画、これらを視聴する時間を設けました。次に、行政機関と報道機関者と研究者の混合グループに分かれ、ワークショップが行われました。その後、グループ発表と活発な意見交換を行い、福本晋悟特別研究調査員と河田慈人研究員が専門家の立場から意見を述べました。
研究会終了後は、受講者同士がオンラインで意見交換をできる場を設けました。受講生が業務上課題と感じている点について話し合い、非常に活発に議論されました。
開催日時
令和3年2月25日(木)15:00~17:30
(オンライン開催)
参加者
報道関係者、自治体職員、研究者等 計33人
次第
1. 事例紹介「過去の災害時における首長の記者会見・取材対応等の事例」
- 動画による紹介
2. ワークショップ「災害時の首長による記者会見のあり方について」
まとめ
- 福本 晋悟 特別研究調査員
- 河田 慈人 研究員