神戸ポーアイ45年 夢・震災・未来 今こそ学ぶ人工島
南海トラフ地震や首都直下地震に向けて、
私達が進めるべき備えは、すべてこの島にある。
企画趣旨
神戸市の海上に造成された人工島・ポートアイランドは、今年で街びらきから45年を迎えます。教育・研究機関や医療機関の誘致、神戸空港の国際化、大阪湾岸道路の延伸、そして「ポートアイランド・リボーンプロジェクト」など、未来に向けた大きな変革が今まさに動き出しています。この島の発展には、阪神・淡路大震災という大きな試練がありました。その経験と、「住戸のすべてがマンション」というポートアイランド固有の地域特性から育まれた独自のマンション防災・地域防災の取り組みは、マンション居住が広がる他地域にも応用可能なモデルではないでしょうか。
本展示では、ポートアイランドの歴史をたどりながら、震災が人々の暮らしに与えた影響を振り返るとともに、その経験から生まれた地域の防災・減災の取り組みや備えをご紹介します。45年の歴史と、いま起きている変化の両方を見つめながら、来るべき南海トラフ地震や首都直下地震への備えを共に考えましょう。
主催・協力
| 主催 | 阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター |
| 協力 | 国土地理院、兵庫県、神戸市、神戸大学震災文庫、アジア航測株式会社、一般財団法人日本地図センター、港島自治連合協議会、港島地区防災対策委員会 他 |
オープニングセレモニー
| 日時 | 令和7年6月16 日(火)10:00 |
| 場所 | 人と防災未来センター 西館2F 防災未来ギャラリー |
| 内容 | 〇ごあいさつ 来賓 高柳 章二 様(港島自治連合協議会、港島地区防災対策委員会 会長) 澤田 雅浩 様(兵庫県立大学大学院減災復興政策研究科准教授) 主催者 河田惠昭 人と防災未来センター長 〇展示概要説明 |
展示構成
※各会期終了後に本ページに資料を追加いたします。
PartⅠ「誕生・あゆみ」

提供:神戸市
神戸港の人工島ポートアイランドは、「山、海へ行く」を合言葉に、六甲山地の土砂を運び埋め立てる工事によって造成された。
・第1期(1966年度~1980年度)
・第2期(1986年度~2009年度)

提供:兵庫県
1981年(昭和56年)、ポートアイランドの竣工を記念し「ポートピア‘81(神戸ポートアイランド博覧会)」が開催された。「新しい“海の文化都市”の創造」をテーマに、会期は3月20日から9月15日まで180日間の地方博覧会であった。
その他展示内容
- ポートアイランド航空写真
- ポートピア′81 関連資料(園内マップ・絵葉書等)
PartⅡ「人工島における大震災」

島内の液状化の様子。(DRI資料室所蔵 震災写真資料より)
液状化により噴出した土砂で道路・交差点全体が水浸しになっている。

提供:アジア航測株式会社
1995年1月17日、地震発生直後に撮影した航空写真群を、今回企画展のために改めて入手。全てのカットを繋ぎ合わせ、被災した島全体の姿を克明にとらえた1枚画像として整形、初公開する。
(この画像は試作作業時のもの)
その他展示内容
- ポートアイランド被害写真(液状化現象・港湾施設の破壊・交通遮断)、映像資料、写真資料、現物資料
- 被災者の証言
- 復旧・復興:仮設住宅での様子
PartⅢ「ポートアイランドから学ぶ防災」

提供:港島地区防災対策委員会
1980年代初頭に竣工の島内大規模マンションは、長年の検討と資金確保を経て、念願であった耐震改修を実現した。およそ築40年となる時期の2022年から本格的な工事を開始、2024年12月に完了。
全国で老朽化・高経年のマンション増加の課題が浮かび上がる中、この取り組みは、令和7年度に「日本建築防災協会理事長賞・耐震改修優秀建築賞(第15回)」を受賞。
その他展示内容
- ポートアイランド・リボーン:現在の姿
- 住民が取り組むマンション防災・地域防災











