国際防災・人道支援フォーラム2017

国際防災・人道支援フォーラム2017

気候変動がもたらす更なるリスク
頻発・激甚化する水災害に備える

気候変動に伴う異常気象の常態化、温暖化による海面上昇などにより、洪水、高潮など水災害の頻発・激甚化が見られ、過去10年間(2005年〜2014年)の水災害による全世界での被災者数は、自然災害による被災者全体の6割強となる120万人を超え、死亡者数は24万人*近くにのぼるなど、水災害の抑制が世界的な喫緊の課題となっている。
2015年3月に開催された第3回国連防災世界会議(WCDRR)において採択された「仙台防災枠組 2015-2030」においても、気候変動により災害が激甚化し、持続可能な発展の大きな阻害要因となっていることが指摘されており、気候変動がもたらすリスク、とりわけ水災害への対策が強く求められているところである。
本フォーラムでは、気候変動がもたらす環境変化とそれに起因する水災害の将来像を明らかにし、国内外の有識者による議論を通じて、政府・地域・市民レベルで望まれる対応策について考えることとする。

*ED-MAT, CRED, University of Louvain, Belgium

開催日時

平成29(2017)年1月20日(金)
13:30〜17:00

場所

神戸ポートピアホテル「偕楽の間」
(神戸市中央区港島中町6-10-1)

規模

参加予定者200名程度
DRA構成機関関係者、国連等の国際機関、内外の防災・減災・復興関係者(政府、地方政府、学識者、NGO等)、一般県民他

プログラム
13:30~【開会あいさつ】
五百旗頭 真[国際防災・人道支援協議会(DRA)会長、(公財)ひょうご震災記念21世紀研究機構理事長]
井戸 敏三[兵庫県知事]
佐谷 説子[内閣府政策統括官(防災担当)付参事官(普及啓発・連携担当)]

【基調講演1】
「気候変動による災害リスク変化と将来像」
小池 俊雄[東京大学大学院工学系研究科社会基盤学専攻・教授 (国研)土木研究所水災害・リスクマネジメント国際センター・センター長]

【基調講演2】
「米国陸軍工兵隊のハリケーン・サンディへの対応と復興プログラム」
ロゼル・ヘン・スターン[米国陸軍工兵隊沿岸域荒天リスク管理計画センター副ディレクター]

【パネルディスカッション】
「水災害による被害低減に向けて、政府・地域・市民レベルで望まれる対応策とは」

《ファシリテーター》
小池 俊雄[東京大学大学院工学系研究科社会基盤学専攻・教授 (国研)土木研究所水災害・リスクマネジメント国際センター・センター長]
  
《パネリスト》
ロゼル・ヘン・スターン[米国陸軍工兵隊沿岸域荒天リスク管理計画センター副ディレクター]
松岡 由季[国連国際防災戦略事務局(UNISDR)駐日事務所代表]
河田 惠昭[国際防災・人道支援協議会(DRA)会長代行/人と防災未来センター長]
16:30~【総括・閉会】
河田 惠昭[国際防災・人道支援協議会(DRA)会長代行/人と防災未来センター長]
主催

国際防災・人道支援フォーラム実行委員会
人と防災未来センター、兵庫県、アジア太平洋地球変動研究ネットワーク(APN)、国連国際防災戦略事務局(UNISDR)駐日事務所、ひょうご震災記念21世紀研究機構(Hem21)、国際防災・人道支援協議会(DRA)

後援

朝日新聞社、神戸新聞社

使用言語

日英同時通訳

参加方法

申込みを締め切りました。
多数のお申込みありがとうございました。

資料

報告書