部署間越境・連携ワークショップマニュアル

 人と防災未来センターでは、2018年度~2022年度の5年間、全研究員が中核的研究プロジェクト「巨大災害の縮災実現に向けた体制の創出手法」に取り組み、その成果として、自治体の災害対応には「普遍化」と「越境」が基盤として重要な要素であることを明らかにしました(※DRI調査研究レポートVol.52 2022.2月参照)。

 このうち、「越境」は、部署間あるいは組織間での円滑な連携を進めるうえで重要な要素であるにもかかわらず、多くの自治体が実施している訓練には、この要素がほとんど取り入れられていないと考えています。

 このため、当センターでは、自治体における部署間の境界を確認するとともに、「越境」を体験し、災害時の部署間連携を円滑に実施するためには平常時から何をするべきかを理解することができる「部署間越境・連携ワークショップ」を新たに開発しました。

 このワークショップを実施することにより、「越境」の必要性を理解するとともに、平常時から部署間での越境・連携した取り組みを積み重ねることで、災害時の的確な対応が可能となり、被害軽減につながると考えています。

本ワークショップマニュアルが多くの自治体でご活用いただけることを期待しています。

人と防災未来センター研究部

A.ワークショップ概要
B.企画・運営の手順書
D.ワークショップで使用する資料

推奨モデルで実施する場合に使用する資料をご用意しておりますので、適宜修正してお使いください。

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