災害メモリアルアクションKOBE 2021
全体テーマ
KOBEのことば
これまで「阪神・淡路大震災」を経験した世代が教訓と提言をまとめた「メモリアルコンファレンス・イン神戸(1996 ~ 2005)」、そして、その教訓を次世代に伝えるために「災害メモリアルKOBE(2006~2015)」を実践してきました。
2016年からこの先の10年を見据え「KOBEのことば」をキーワードに「災害メモリアルアクションKOBE」という取組みを開始しました。阪神・淡路大震災のつらい経験を二度と繰り返したくないという強い思いから、学んだことを次に活かすことができる形でつないでいこうという取り組みです。大震災から20年以上経った今だからこそ聞けることば。今しか聞けないことば。その個々の経験を未来へどう活かせるか。世代を超えて、共有し、話し合い、未来へつないでいく。今のKOBEだからこそできるアクションです。
近い将来起こりうる南海トラフ巨大地震を見据えて、これから大震災を経験するかもしれないすべての人びとへ、防災の意識を継続させ、少しでも被害を小さくするために。「未災者」が大震災を知り、さらに「未災者」に伝え、つないでいく、新しいチャレンジです。
私たちはこれまでにないアクションにより、継続的な取り組みの検証と検討の場を通して、将来の被災者を減らします。
活動報告会概要
開催日時
令和3年(2021)年1月9日(土) 10:00~13:15
場所
人と防災未来センター西館1F ガイダンスルーム
定員
60名(先着順) 参加費無料
注意事項
※密を避けるため、会場内の参加者数を常に60名以内に保ちます。
60名を超える場合は入場をお断りいたします。
※会場にお越しになる場合は、マスク着用をお願いします。
※感染拡大の状況により会場での開催を中止とさせていただく可能性がございます。
プログラム ※敬称略
10:00 | 【開会挨拶】 災害メモリアルアクションKOBE 企画委員会委員長 人と防災未来センター震災資料研究主幹 京都大学防災研究所 教授 牧 紀男 |
10:05 | 【活動発表】 ①兵庫県立舞子高等学校 ②兵庫県立明石南高等学校 ③滋賀県立彦根東高等学校 ④国立明石工業高等専門学校 D-PRO1 350(明石高専防災団)地域連携チーム ⑤国立明石工業高等専門学校 D-PRO1 350(明石高専防災団)開発チーム ⑥神戸学院大学 現代社会学部 社会防災学科 安富ゼミ ⑦関西大学 社会安全学部 奥村研究室 ⑧兵庫県立大学防災リーダープログラムチーム |
12:15 | 【パネルディスカッション「KOBEのことば 〜新しい表現〜」】 KOBEのことばの表現はさまざま。学生たちは「震災」を伝えるアクションを模索するなかで、新しいことばの表現を生み出しています。いまの若者だからこそ伝わる表現とはどのようなものでしょうか。先生の「震災」を同年代に伝える舞子高校生と、映像をつかって「震災」を発信する明石南高校生とともに、新しく生まれ変わるKOBEのことばの表現を考えます。 《コーディネーター》 京都大学防災研究所 巨大災害研究センター 助教 中野 元太 人と防災未来センター 主任研究員 高原 耕平 《グラフィックファシリテーション》 滋賀県立大学 環境科学部環境建築デザイン学科4年 多田 裕亮 《パネリスト》 兵庫県立舞子高等学校 生徒2名及び教員 兵庫県立明石南高等学校 生徒2名及び教員 |
13:10 | 【講評・閉会挨拶】 災害メモリアルアクションKOBE 企画委員会顧問 人と防災未来センター長 河田 惠昭 |
実施主体
人と防災未来センター、京都大学防災研究所
企画立案
災害メモリアルアクションKOBE企画委員会(事務局:人と防災未来センター)
企画委員長 牧 紀男(人と防災未来センター震災資料研究主幹、京都大学防災研究所教授)
【PDF】企画委員会名簿
チラシ
その他
会場では、報告会にあわせ、各グループの活動内容についてポスター展示を行います。