減災報道研究会 第11回研究会

テーマ

東日本大震災の被災地における広報活動について(2)〜気仙沼市における取組み〜

概要

東日本大震災の被災地においては、避難所等での給水情報や、罹災証明の手続きなど、住民ひとりひとりの視点にたった、きめ細かい地域の情報が必要となりました。また現在も、地域の復興にむけた合意形成などのため、地域の情報が十分に提供されることが重要となっています。さらに、被災地から遠方に避難した住民や、支援に取組む全国の人たちに向けた、様々な情報発信も大切です。
そこで、今回の減災報道研究会では、地震・津波によって大きな被害を受けた、宮城県気仙沼市から、災害対応にあたっていらっしゃる市役所の職員の方々と、震災後に気仙沼に常駐し全国への情報発信を行ったテレビ局の方を講師としてお招きし、被害の状況や広報の取組みなどについて、お話をいただきました。
こうした話題提供とともに、わたしたちが、被災地のために出来ること、また、将来の南海トラフでの地震などに備えて準備しておくべきことなどについて、参加者同士での意見交換を行いました。

開催日時

平成25年2月1日(金) 14:30〜17:00
JICA関西 2F ブリーフィングルーム

参加者

報道関係者、自治体職員等 計43人

次第

1.議事

1)気仙沼市における被災状況と対応について
(前気仙沼市危機管理監 佐藤 健一 氏)
(気仙沼市危機管理課  高橋 義宏 氏)
2)気仙沼市における報道活動について
(TBSテレビ報道局編集部 福島 隆史 氏)

2.参加者同士の意見交換