減災報道研究会 第16回研究会

テーマ

行方不明者の氏名公表 どうあるべきか

概要

御嶽山噴火の災害では、行方不明者の特定が、災害対応の大きな課題となりました。
そこで、第16回の研究会では、「行方不明者の氏名公表 どうあるべきか」をテーマに、御嶽山噴火の災害を経験した長野県のご担当者様を講師に迎え、当時の災害対応など話題提供をいただきました。さらに、関西大学社会安全学部から教授を講師に迎え、法律面からみる行方不明者の氏名公表にかかる安否情報と個人情報保護についての講義を受けて、参加者も加わり、災害時における個人情報保護と情報公開による公益性の関係について熱心に議論が行われました。

開催日時

平成27年6月1日(月) 14:00~16:30
JICA関西2F ブリーフィングルーム

参加者

報道関係者、自治体職員等 計61人

次第

1.議事

1)趣旨説明~メディア側からの議題提供~
人と防災未来センター 研究調査員 木戸 崇之
2)御嶽山噴火時の対応について
長野県危機管理部 危機管理防災課危機管理係 担当係長 古越 武彦氏
3)法律からみる行方不明者の氏名公表 ―安否情報と個人情報保護
関西大学社会安全学部教授 山崎 栄一氏

2.参加者同士の意見交換
講師との質疑応答の様子
多くの自治体職員も参加