令和元年度 研修実績
2020.2 | 災害対策専門研修「エキスパート特設演習」実施結果 |
2020.1 2019.11 2019.5 | 災害対策専門研修「トップフォーラム」実施結果 T45(佐賀県)、T46(鳥取県)、T47(福岡県) |
2019.10 2019.7 2019.6 | 災害対策専門研修「マネジメントコース」実施結果 |
平成30年度から実施している「エキスパート特設演習」について、2日から3日に拡充した上で、「目標管理型災害対応」の考え方や災害対応の具体的な手法を、実際の災害対応において、より着実に実践できるよう、さらなる改良を加えて実施した。
1 日時
令和2年2月12日(水)~14日(金)
2 場所
国際健康開発センタービル 3階会議室
3 受講者数・所属
近畿地方、中部地方及び九州地方から参加があった。
(単位:人) | 兵庫県 | 近畿 (兵庫県除) | 北海道 ・東北 | 関東 | 中部 | 中国・ 四国 | 九州 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
国 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
道府県 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
市区町村 | 2 | 8 | 0 | 0 | 3 | 0 | 1 | 14 |
その他 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
合計 | 2 | 9 | 0 | 0 | 3 | 0 | 1 | 15 |
4 評価(受講者の声)
(1)満足度(100点満点)
89.7点
(2)参加者の具体的な意見
- 研修内容に対し、自信の技量・経験・知識と色々なものが足りていないと痛感した。
- 濃い研修で疲れたが、チームで疑似災害対応ができたことは力になる。
- 研修全体としては非常に良かったが、難易度が高く、自組織で活かすためにはさらに難易度が高い。
令和元年度は、佐賀県、鳥取県及び福岡県の3県と共催でトップフォーラムを実施した。
1 実施概要
(1)トップフォーラム in 佐賀
日時 | 令和元年5月17日(金) 13:00〜17:15 |
場所 | 佐賀県庁 新館 |
主催 | 佐賀県、阪神・淡路大震災記念協会 人と防災未来センター |
参加者 | 講義の部 84人、演習の部 20人 佐賀県知事、佐賀県幹部職員、佐賀県内の市町村長、市町村防災担当幹部 等 |
(2)トップフォーラム in 鳥取
日時 | 令和元年11月20日(火) 13:00〜17:15 |
場所 | 倉敷未来中心「セミナールーム3」 |
主催 | 鳥取県、阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター |
参加者 | 講義の部 26人、演習の部 18人 鳥取県幹部職員、鳥取県内の市町村長、市町村防災担当幹部 等 |
(3)トップフォーラム in 福岡
日時 | 令和2年1月31日(金) 13:00〜17:15 |
場所 | 福岡県庁 3階「講堂」 |
主催 | 福岡県、阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター |
参加者 | 講義の部 84人、演習の部 38人 福岡県副知事、福岡県幹部職員、福岡県内の市町村長、市町村防災担当幹部 等 |
2 カリキュラム
3 評価(受講者の声)
(1)研修内容に関する満足度
89.6点/100点満点(3県平均)
(2)参加者の具体的意見
- 災害情勢が日々変化する中で目標・対策を考えることの難しさを感じることができた。
- 目標と対応方針を明確に打ち出すことの重要性をよく理解できた。
- 災害時には首長はどのようなことを考えなければならないか、それをどのような言葉で住民に伝えるかについて具体的にわかった。
- 災害対応における様々な課題と優先順位が大変参考になった。
- 災害時の広報対応の重要性を改めて認識した。
1 コース別受講者(修了者)数
ベーシック | 春期 | 6月26日(水)~ 6月28日(金) | 69 |
エキスパートA | 春期 | 6月11日(火)~ 6月14日(金) | 28 |
秋期 | 10月15日(火)~ 10月18日(金) | 22 | |
エキスパートB | 春期 | 6月18日(火)~ 6月21日(金) | 27 |
秋期 | 10月8日(火)~ 10月11日(金) | 28 | |
アドバンスト/ 防災監・危機管理監 | 春期 | 7月11日(木)~ 7月12日(金) | 29 |
合計 | 203 |
2 受講者の所属
区分 | 都道府県 | 市区町村 | 国 | その他 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|
兵庫県 | 3 | 33 | 0 | 0 | 36 |
近畿地方(兵庫県を除く) | 7 | 59 | 0 | 1 | 67 |
北海道 | 0 | 2 | 0 | 0 | 2 |
東北地方 | 2 | 1 | 0 | 0 | 3 |
関東地方 | 6 | 3 | 0 | 0 | 9 |
中部地方 | 4 | 31 | 0 | 0 | 35 |
中国・四国地方 | 6 | 22 | 0 | 0 | 28 |
九州地方 | 0 | 23 | 0 | 0 | 23 |
合計 | 28 | 174 | 0 | 1 | 203 |
団体数 | 10 | 119 | 0 | 1 | 130 |
3 評価(受講者の声)
(1)研修全体に対する満足度
91.1点/100点満点(全コース平均)
(2)高い評価を得た講義・演習
〈講義〉
- ベーシックコース:「行政における災害対応業務の実際」、「地域防災計画論」
- エキスパートAコース:「災害対応各論(広域連携)」
- エキスパートBコース:「災害対策本部の空間構成設計」、「図上訓練設計」
- アドバンスト/防災監・危機管理監コース:「行政対応特論②等」
〈演習〉
- エキスパートAコース:「災害対応ワークショップ」、「災害対応演習(クマ演習)」
- エキスパートBコース:「ゲーミング手法を活用した防災・減災ワークショップ」
- アドバンスト/防災監・危機管理監コース:「災害対応検討ワークショップ」
(3)受講者の具体的意見
〈ベーシックコース〉
- 多くの方が自分と同じような境遇であると分かり、仲間意識が芽生えた。
- 学術的な内容も有り、実務に特化していない講義は新鮮だった。
- 目から鱗が落ちる項目と新知識ばかりの講座だった。
〈エキスパートコース〉
- 防災業務に携わっているだけでは学ぶことが難しい分野の講座が多数あり、有意義だった。
- 全国の防災担当者と横のつながりができたのは財産だ。
- 多方面からの切り口で災害対応を考え、学ぶことができた。
- 自所属に何が足りないか、どう反映させるべきかイメージできた。
- 様々な分野で最新の情報や研究内容が聞けて非常に参考になった。
- 知らなかったこと、考えてこなかったこと、学びたかったことを学べた。
- 防災を体系的に学ぶことができた。
〈アドバンスト/防災監・危機管理監コース〉
- 全体として自分の任務の遂行・心構えに資する講義だったのがよかった。
- 実体験に基づく講義だったので、説得力があり参考になった。