お知らせ
2022.12.07(水)
公益財団法人ひょうご震災記念21世紀研究機構
人と防災未来センター研究員の募集について
人と防災未来センターは、阪神・淡路大震災の経験を語り継ぎ、その教訓を未来に活かすことを通じて、災害文化の形成、地域防災力の向上、防災政策の開発支援を図り、安全・安心な市民協働、減災社会の実現に貢献するため、兵庫県が国の支援を受けて開設した防災関係の研究機関であり、公益財団法人ひょうご震災記念21世紀研究機構が運営を行っています。
当センターでは、阪神・淡路大震災の経験と教訓、学術的な知見や蓄積された研究成果に基づき、我が国の防災上の課題を的確にとらえた実践的な防災研究を行ってまいりました。そして、国内外の地震はもとより、洪水等の大規模災害の調査研究を通して、実践的・体系的な知識を有する研究員を災害対策本部等に派遣し、適切な情報提供や助言を行い、被災地の被害軽減と復旧・復興に貢献してまいりました。
現在、防災・減災の研究分野ではトップレベルの研究機関の一つに位置付けられていますが、将来の災害被害の軽減に貢献するという当センターの目的をさらに推進するため、このたび、下記により当センターの研究員の募集を行います。
防災に関する優れた着想と現場感覚をもった行動力・実践力にあふれる研究員を広く求めますので、意欲ある方々のご応募をお待ちしております。
記
1. 研究分野等
人と防災未来センターでは、阪神・淡路大震災の経験と教訓、学術的な知見や蓄積された研究成果に基づき、我が国の防災上の課題を的確にとらえ、政府、地方自治体、コミュニティ、企業などの防災政策や災害対策の立案・推進に資する実践的な防災研究を実施します。そして、知の新たな体系化と、その学術的価値の確立を先導することを調査研究活動のミッションとしております。
このミッションに基づき、研究員は、上級研究員(非常勤)の指導のもと、国内外の研究機関や研究者とも連携し、外部研究費も活用して災害の応急対応や復旧・復興に活かせる実践的・総合的な調査研究を行うとともに、センターの各事業に参画いただきます。
2. 採用予定人員
2~3人
文系、理系、分野は問わない
3. 職務内容
(1) 平常時
- 研究員それぞれの専門分野を活かした人と防災未来センターが設定する重点研究領域に関する調査研究
- 人と防災未来センターが組織として取り組む中核的研究プロジェクト等調査研究
- 南海トラフ巨大地震など国難災害の縮災に関する調査研究
- 人と防災未来センターにおける災害対策専門職員育成事業の実施
- 人と防災未来センターが実施する各種事業への参画 等
- 国・兵庫県等、関係機関との協力を図るための業務
(2) 災害発生時
支援チームの一員として被災地に赴き、災害対策に関する実践的な助言等を行う。
4. 応募資格
博士号を有する者、又は令和5年3月31日までに博士号を取得見込みの者、若しくは修士号を取得し3年以上の実務経験を持つ者。
5. 採用予定日
令和5年4月1日(原則)
前職の任用期間などの関係で、採用時期を遅らせてほしいなどの事情がある場合は相談に応じます。
6. 採用条件
(1) 採用形態
公益財団法人ひょうご震災記念21世紀研究機構の研究員として採用する。
(2) 任期
任期は、1年ごとの更新で、原則として3年とし、最長5年までの更新がありうる。
(3) 勤務地
神戸市中央区脇浜海岸通1丁目5番2号
阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター 西館
(4) 給与等
兵庫県職員(研究職)に準じる。研究費は別途措置あり。
- 初任給
令和4年4月1日現在、博士号取得者(新卒者)で、304,022円(給料277,900円+地域手当26,122円)
※ 経歴に応じて加算される場合があるほか、給与改定によって変わることがあります。 - 昇給
通常の場合、年1回(1月1日)昇給します。 - 諸手当
扶養手当、住居手当、通勤手当、期末・勤勉手当、超過勤務手当などがそれぞれの規定によって支給されます。 - 研究費
個人研究費の他、複数の研究員がチームで取り組む「特定研究」に対する研究費があります。
個人研究費1人あたり年間80万円。その他のチーム研究費等はエフォートに応じて別途配分します。 - その他
個人用ブース(17㎡)あり。
パソコン(デスクトップ、ノート)、Wifiルーター貸与。
(5) 勤務形態
常勤 週5日(月~金曜日(祝日を除く)7時間45分/日)勤務 9:00~17:45(休憩12:00~13:00)
年次有給休暇(年間で20日間)、夏季休暇5日及び年末年始(12月29日~1月3日)等の休暇あり。
なお、新型コロナウイルス感染数の増加期には、必要に応じて在宅勤務を可能としています
7. 応募必要書類
- 履歴書(本ページ「10.応募方法」の項目に添付している所定の様式を必ず使用すること。写真貼付のこと)
- 大規模災害その他の現地調査・災害対応実績一覧表(実績のある人のみで可。)
- 研究業績一覧表及び主要論文3編程度<本編と概要>
(これがない場合は、上記(2)に関するレポートをもって代えることができる。) - 課題論文:次のテーマで2,000字以内で作成すること。
「人と防災未来センターが果たすべき今後の大災害に対する役割と研究に対する抱負」 - 指導教官等の推薦状(取得できない場合は、自薦の推薦状でも可。)
※提出書類、論文等は返却しない。
8. 応募期限
令和5年1月18日(水)17:30 必着
9. 選考方法
第1次選考
内容:書類選考
第2次選考(第1次選考の合格者に対して第2次選考を行う。)
内容:面接試験、第1次選考時の課題論文、英語筆記試験
日時:令和5年1月末から2月上旬を予定
場所:人と防災未来センター
- 選考に当たっては、一般教養、研究実績、被災地調査実績、語学力、研究分野、論文のテーマ・内容等で防災に関する専門家としての素養を重視して決定する。
- 選考結果は、決定次第通知する。
- 選考にかかる旅費等は支給しない。
10. 応募方法
- 封筒に「研究員応募書類同封」と朱書きし、下記の提出先へ応募必要書類を郵送のこと。
- 人と防災未来センターの内容や諸活動等の詳細については、当センターのホームページ(http://www.dri.ne.jp)を参照のこと。
募集要項(PDF版)はこちらをご覧ください。
履歴書(Word)様式指定です。
11. 提出先、内容についての問い合わせ先
〒651-0073 神戸市中央区脇浜海岸通1丁目5番2号
(公財)ひょうご震災記念21世紀研究機構 人と防災未来センター 西館6階 事業部普及課
電話:078-262-5066 Fax:078-262-5082
Eメール:mirai-fukyuuka@dri.ne.jp