令和5年度 研修実績

2023.8
2023.11
災害対策専門研修「トップフォーラム」実施結果
T54(神奈川県)、T55(鹿児島県)、T56(奈良県)
2023.6
2023.10
災害対策専門研修「マネジメントコース」実施結果

※なお、下記の研修については、令和6年能登半島地震対応により中止した。
・災害対策専門研修「エキスパート特設演習」
・災害対策専門研修「トップフォーラム」奈良県

令和5年度は、神奈川県及び鹿児島県の2県と共催でトップフォーラムを実施した。奈良県は令和6年能登半島地震対応のため中止となった。

1. 実施概要
(1)トップフォーラム in 神奈川
日時令和5年8月1日(火)
場所神奈川県職員キャリア開発支援センター 1階 101研修室 
主催神奈川県、阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター 
参加者講義の部:26人、演習の部:23人 
神奈川県副知事、神奈川県幹部、神奈川県内の市町村長、副市町長、市町防災幹部等 
(2)トップフォーラム in 鹿児島
日時令和5年11月6日(月) 
場所事前視聴(オンライン)、ホテル自治会館 
主催鹿児島県、阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター 
参加者講義の部:37人、演習の部:34人 
鹿児島県幹部、鹿児島県内の市町村長、副市町長、市町防災幹部等 
(3)トップフォーラム in 奈良

 令和6年能登半島地震対応のため中止 

2. カリキュラム
3. 評価(受講者の声)
(1)研修内容に関する満足度

84.4点/100点満点(2県平均)

(2)参加者の具体的意見
  • 我々が想定しているよりも、大きな被災状況での記者対応は、大変有効。今後役立てていきたい。 
  • 目標管理型災害対応の手法については、基本的ではあるが、奥が深いものであると考える。 
  • 記者会見が良かった。失敗を恐れずにチャレンジしたい。 
講義の様子
演習の様子

模擬記者会見の様子

令和5年度においては、ベーシックコースはオンラインで実施し、それ以外のコースは会場開催により実施した。 

1. コース別受講者数

※1 受講者数については、一定の出席要件を充足し、受講証明書を授与した者を計上している。
※2 定員は春期はベーシック120人、エキスパートA・B、アドバンスト/防災監・危機管理監コース各40人、秋期はエキスパートA・B各36人

2. 受講者の所属

※近畿・関東・中部地方を中心として、全国各地から参加があった。また、市町職員を中心として、府県職員からも参加があった。

3. 評価(受講者の声)
(1)研修全体に対する満足度

91.1点/100点満点(全コース平均)

(2)高い評価を得た講義・演習

〈講義〉

  • ベーシックコース:「災害対応各論(住民協働と主体性)」、「行政における災害対応業務の実際」 
  • エキスパートAコース:「危機対応時の組織論(情報システム)」、「危機対応時の組織論(戦略的な広報について)」 
  • エキスパートBコース:「図上訓練設計」、「地域防災計画論」 
  • アドバンスト/防災監・危機管理監コース:「行政対応特論」等 

〈演習〉

  • エキスパートAコース:「災害対応ワークショップ」
  • エキスパートBコース:「災害対策本部の空間構成設計演習」
  • アドバンスト/防災監・危機管理監コース:「災害対応検討ワークショップ」等
(3)受講者の具体的意見

〈ベーシックコース〉

  • 「空振りは許されるが見逃しは許されない」常にこの意識を持って業務に取り組んでいきたいと感じた。 
  • 災害初動期から復旧・復興期という幅広い災害対応の中のそれぞれのフェーズにおける基本的な部分を知ることができた。 

〈エキスパートコース〉

  • 非常に内容が濃い4日間で災害対策に関する幅広い知識を総合的に習得することができ、積極的に組織に還元して災害対応力の強化につなげたい。 
  • ある程度知識がある中で受講できたので、不足している部分や強みを再確認できた。研究者の最新の知見に接することで日ごろの悩みの解決の糸口を見出すことができた。 

〈アドバンスト/防災監・危機管理監コース〉

  • 事例による説明がとても分かりやすく、説得力があった。実体験に勝る講義はないと感じた。 
  • 最前線でご活躍の方々の話を聞くことができ大変刺激的だった。様々な地域の方々と知り合うことができ、普段と違った仲間と行動できた。 
各講義の様子
演習の様子
受講生の様子