震災資料語り〜ものがたり〜

  • 経験のない小学生が、自転車で日本一周の募金活動。仮設住宅のおじいちゃんを助ける!<br>その心が多くの人を動かした。

    阪神・淡路大震災を忘れないで!童話『地球が動いた日』被災者救援募金で使用された自転車

    資料番号:326-001001

    寄贈者:矢崎正道氏

    No.11

    2017.11.09(木)

    経験のない小学生が、自転車で日本一周の募金活動。仮設住宅のおじいちゃんを助ける!
    その心が多くの人を動かした。

    仮設住宅からなかなか出られないおじいさんを助けるために、小学生の兄弟が立ち上がりました。被災者の生活を支える仮設住宅は、一方では公園や学校の使用を制限する面も持っています。

  • これはコピー機?電話?何の機械?<br>残っていないのは、地震のせいだけではない。

    産経新聞神戸総局取材基地 震災時使用のFAX

    資料番号:3400267-001019

    寄贈者:産経新聞神戸総局

    No.10

    2017.11.09(木)

    これはコピー機?電話?何の機械?
    残っていないのは、地震のせいだけではない。

    技術の進化とともに姿を消した大型のFAX。震災当時は大活躍しました。現在ではなくてはならないインターネットは、当時はごく一部でしか活用されていませんでした。

  • 生きるために水をくむ、生きてほしいから届ける。<br>市内の8割が断水。不便になり、生活に工夫が生まれた。

    避難所で配られた水詰めビール瓶、
    飲料水用ポリタンク、給水袋、〔「震災の絵」出展作品〕水汲み

    資料番号:439-001001、3400374-002002、2100353-000002、455-001041

    寄贈者:A氏、M氏、後藤正春氏、NHK神戸放送局

    No.9

    2017.11.09(木)

    生きるために水をくむ、生きてほしいから届ける。
    市内の8割が断水。不便になり、生活に工夫が生まれた。

    日常生活になくてはならない水も、震災時は手に入りづらくなります。給水車から受け取ったり、ビール瓶に詰められた水をもらったり、苦労して水を確保しました。各家庭でも備蓄をしましょう。

  • 世界の言葉で届けられたラジオ放送。<br>音声だけなのに、ビデオテープが残ったのはなぜ?

    FM放送の収録されたテープ

    資料番号:289

    寄贈者:FMわぃわぃ(たかとりコミュニティーセンター)

    No.8

    2017.11.09(木)

    世界の言葉で届けられたラジオ放送。
    音声だけなのに、ビデオテープが残ったのはなぜ?

    災害時の情報収集・発信に大活躍するラジオ。外国人居住者の多い地区では、多言語で放送するラジオ局が登場しました。被災した外国人の生活に役立てられるだけでなく、心の支えにもなりました。

  • ペンで書かれた定期、駅員の頭の中に時刻表。<br>便利なものが壊れ、人の力がフル稼働した。

    JR通勤定期券(1995年1月17日から3ヵ月間)

    資料番号:495-000001

    寄贈者:味岡敏彦氏

    No.7

    2017.11.09(木)

    ペンで書かれた定期、駅員の頭の中に時刻表。
    便利なものが壊れ、人の力がフル稼働した。

    地震による鉄道の被害は大きく、各線で不通になる区間もあり、代替えバス等の対策がとられました。運行ダイヤも日替わりの状況のなか、非常時でもきちんと乗客を案内するために、スタッフも必死の対応が続きました。